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「リアルで感じる、イメージと体験」~"Healing Space Vol.56"より~

7月10日、"Healing Space Vol.56"を会場開催致しました。
コロナ禍以降は、5月に続いて2回目のreal開催です。

そこでお話ししたT-UPの内容をご紹介いたします。

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暑い日が続いています。
皆さんは、"夏"と聞くと、どんなイメージがありますか。
また、"あつい"と聞くと、どんなイメージがありますか。

この時期に"あつい"と聞くと、
やはり、暑熱の"暑"の方の漢字で思い浮かべる方の方が多いでしょうか。

しかし、"あつい"には、"熱"の方の"あつい"もありますよね。
エネルギッシュ、パワフル、夕陽に向かって走り出したい、
いわゆる"熱い人"のイメージが浮かぶ、という方もおられるかもしれません。

イメージや観念を持った上で、例えばこの夏を迎えると、
「ほらね、暑いのはやっぱりつらいわよ。汗かくし、だるいし。」
と思いやすいかも。

ところが、その暑い夏に、
思わず、木陰で心地良い風に吹かれて、
そこで飲んだアイスティーがとっても美味しかったりすると、
「夏もいいじゃない」と思うかもしれません。

もちろん、そもそも夏が好き、暑いのが好き、という方もおられますよね。
海だ!スイカだ!アイスだ!
夏が来る、というだけでワクワクする方もおられるでしょう。

自分自身の持っているイメージや観念を超える体験、塗り替える体験があると、
視野が広がったり、いつもよりも呼吸が深く入ってきたりすることがあります。

どんなイメージや観念にも、それを持つに至った体験があり、
時には自分自身を守る為に、それらを身につけてきた背景がある。
だから、イメージや観念に、良い・悪いは無いのですが、
時には、いつのまにかそれに縛られている、ということもあったりします。

先日、映画「流浪の月」を拝見しました。
広瀬すずさんと松阪桃李さんが出演する映画で、
事件サイドの視点で見れば、
「ロリコンの男性が小学生の女の子を拉致監禁した」
となっているのですが、
その被害者と加害者とされる二人が10年ほどの年月を経て出会い、
様々な人間関係の中で、真実が明らかになっていく、という内容です。

それぞれの登場人物が抱えている痛みや苦しみ、
また、それを持つに至った経緯がある。

映画を観る中で、私自身、
自分の持つ色眼鏡、というか、観念といったものに、
改めて気づいた部分があり、
なかなかの衝撃でした。

この話で関心を持たれた方は、ぜひご覧頂ければと思います。

多様な情報に触れる機会がある中で、
自分で考える、自分で感じる、ということの大切さを
日々実感しています。

自分が大切にしていることは、隣の人と違っても良い。
本当に感じたいことを感じ、
考えていることを時には形にしていく中で、
解き放たれた自分自身に出会えるかもしれません。

本日の "Healing Space" で、
今日ご参加の皆さんと一緒に、
この後のYOGAや、音楽・絵画といったARTに触れていただき、
今の自分を感じていただければ、
とても嬉しく思います。

(文責:川崎英子 / 副代表)


Healing Spaceは毎月第四日曜日16:30〜18:30にオンライン(zoom)で開催しています。数ヶ月に一回のペースで、会場での開催も再開しました。

Healing Spaceは、T-UP・ヨーガ・音楽・アート・シェアタイムというひと繋がりの時間の中で、自分を見つめ、癒しながらわかちあう集いです。


その時間の中で、自分の内側に、すこーし空間を作っていく。
ほーっと、ひと息ついて、心が落ち着くところに落ち着いていくのを眺めていく。

そして、その日、その時のありのままをわかちあい、受け取りあっていく。


ご自分のための静かなひとときはいかがでしょうか。
どうぞお気軽にご参加ください。


ヨーガ・音楽・アートで自分を見つめ、癒していく Healing Space 詳細はこちら


シャーンティ・ローカ・ジャパン公式ホームページはこちら

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