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ミラーレス初心者が最初の3ヶ月で学んだことと参考にしたyoutube8選

はじめまして。2021年5月にSONYのα7RⅡを購入したミラーレス超初心者です。

僕の場合、近くにSONY出身のカメラ好きな友人がいたため、その人にいろいろ聞きながらレンズのことや写真撮影について少しずつ勉強しています。しかし、そういう環境にない方にとっては、ミラーレスを使いこなすにはあまりにも情報や判断軸が多すぎるのでは?と思いこの記事を書いています。

この記事では、いろいろ調べて「情報多い!結局何が大事かわからん!」となる→友人に聞いて必要な情報を見極める、を繰り返した筆者なりに、レンズ選びから撮影、編集までにおいてまず押さえておくべき知識と、この人のyoutubeを見ておけば大丈夫、という動画をまとめてみました。

目的に合った焦点距離のレンズを購入する

まずはこれ。せっかくミラーレスを購入したなら、iphoneやgoogle pixelでは撮影できないクオリティの写真にならないと、最初からモチベーションが下がります。本体購入時についているレンズキットではクオリティが微妙らしく、値段は張りますがまずはレンズ購入がおすすめ(と言われてそうしました笑)。

最初に買うレンズは単焦点にすべきかズームにすべきかという議論があります。この点に関しては、知人からのアドバイスやyoutubeなどでいろいろと情報収集した僕の観点からみると、下記のような判断軸がありそうです。

1. 何を撮影したいかが決まっているかどうか
2. ボケ感や明るさにどの程度こだわるか
3. 構図、圧縮効果を用いた演出にどの程度こだわるか
4. 撮影時の気軽さ(レンズ交換や撮影位置の調整の手間)

多いですよね笑  
結論として、せっかく高いお金をかけたからにはミラーレスにしか表現できない写真を撮影して欲しい、そしてそのような高いクオリティの写真は最初は単焦点の方が撮りやすい、と思います。中でも、個人的には基本と言われる50mmの単焦点レンズから始めるのがおすすめです。僕もSONYのEマウントの55mm/F1.8から始めました。
その結論に至った理由についてもっと詳しく知りたい!という方もいると思うので、僕なりに1〜4の判断軸について詳しくまとめてみました。ケースバイケースで結構評価が分かれるので正解はないですが、超初心者目線で評価をしてみました。

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「あれ、🎉の数がズームレンズの方が多い?」という疑問が湧いたかもしれません。確かに手軽さや汎用性ではズームレンズの方が勝るものの、上の方で触れたせっかく高いお金をかけたからにはミラーレスにしか表現できない写真を撮影して欲しいという点と、単焦点にすることで撮影において重要な構図などの理解が深まる=上達しやすい、という点を考慮して単焦点をお勧めしました。
また、単焦点はその焦点距離に最適化された設計のため、同じ価格のズームレンズと比べても圧倒的に歪みづらく解像度など含めた品質も高いと言われています。そしてズームレンズよりもコンパクトなため、気軽に持ち運んでたくさん撮影の練習をする上でもおすすめと言えます。


下記の動画では、単焦点レンズの魅力や、なぜ50mmのものがおすすめなのかを解説しています。作例や実際の撮影シーンを多く引き合いに出しながら解説しているためとても分かりやすいです。

一点事前に認識しておいた方が良い点として、この動画の10:20あたりでも触れられていますが、50mmの単焦点を選ぶと最初は思ったより画角が狭いと言う感覚を持つと思います。それこそカフェで飲み物などの写真を撮影するときも、被写体から少し離れて撮影しないとピントが合わなかったりします。これは撮影をしていくうちに慣れるので、気持ちの準備だけできていれば大丈夫です。

ちなみに、上記の判断軸の中でも理解しにくい圧縮効果や歪みについては、下記の動画っ校さんの動画がとてもわかりやすくまとめています。個人的には、焦点距離によって変わる歪みや圧縮効果の違いもそうですが、どの焦点距離にするかの判断軸として「その写真でどのようなストーリーを伝えたいか」という点に言及している点がとてもしっくりきました。

テレビで見る人は実際に見るともっと痩せて見える、みたいなのを聞いたことありませんか?あれも、レンズがうむゆがみの影響によるものなのかもしれませんね。

露出について覚える

レンズを購入していざ撮影!というときにまず当たる壁が露出です。壁というよりは、いまいち理解が難しいため勉強せずに進めると不適切な設定のまま撮影を進めてしまったり、ミラーレスやレンズのポテンシャルを活かせないまま撮影してしまうことになります。
これに関しては、私はyoutubeで勉強をしました。入門書のようなものもありますが、正直最初の入り口ではあまり情報量が多くても覚えられないので、youtubeで十分です。

下記は実際に私が参考にしたyoutubeです。この動画はとにかくわかりやすいので露出の理解が浅い方は絶対に見てみてください。露出を左右する設定としてF値、シャッター速度、ISO感度の3つがありますが、大事なのは「どの設定を変えるとどれくらい明るくなるか」ではなく、「どの設定を変えるとどのような演出になるか/マイナスの影響が出るか」を抑えることです。

他には、高澤けーすけさんの動画もよく見ます。F値、ISO、シャッタースピードそれぞれ分けて詳しく作例とともに解説してくれています。

これらの動画をみつつ、あとは実際にひたすら撮影しながら、自分で3つの要素の関係を確かめることが大事です。私は最初はMモードで、手間をかけながらいろいろと設定をいじることで感覚を掴んでいきました(今ではAモードやSモードを使うことが多くなってきました)。
特に夜に綺麗な写真を撮影しようとすると、ISOをあげすぎるとノイズが入るし、シャッタースピードを遅くすると被写体がぶれるし、F値には限界があるし、となかなか気づきが多く学びになります。ミラーレスのメニュー画面の設定で撮影した写真のF値/ISO/シャッタースピードを表示できるため、撮影しながらチューニングしていきましょう。

構図の考え方を覚える

良い写真を撮影する上で、構図も言わずもがな重要です。これに関しては正解があるわけではなく、無限の表現方法があるため詳しく触れるのは難しい(というか僕にまだそのスキルがない)のですが、トラベルフォトグラファーのものんろんさんの下記動画がわかりやすく基礎を押さえていると感じたので、ご紹介します。

多くのメーカーでは撮影時にファインダーの補助線設定ができるため、必須で設定することをお勧めします。「何を写したいのか」「その写真で何を伝えたいのか」と、この動画で触れられている構図の考え方を紐づけられるようになると、自然と素敵な写真が撮影できるようになるでしょう。

レンズ選びのところでご紹介した画角と圧縮効果についても構図と深い関係があります。例えばポートレート撮影をする際も、画角や圧縮効果によって背景のボケ感や圧迫感などに違いが生まれるために、被写体の印象も大きく左右されます。これは最初の方でご紹介した動画っ校さんの動画がとてもわかりやすいため、改めて復習してみてください!

撮影した写真を編集する

これ、かなり楽しいんです。今のところ個人的にミラーレス撮影の1番の醍醐味とも言えるかもしれません。僕はRAWで撮影して、Lightroomという月額1,000円程度のツールで編集をしています。

下記はキャンプに行った時に撮影した焚き火の写真。加工前→加工後、という順番に並べています。

レンズ: 24-105mm シャッター速度: 1/160  ISO: 250 F値: 4

加工前

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加工後

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次は戸越銀座の夜20時頃の写真。

レンズ: 24-105mm シャッター速度: 1/100  ISO: 800 F値: 5.6

加工前

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加工後

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このように、撮影時の明るさや色味も編集することでガラッと印象が変わります。

得に最初は、編集なしの生データのみでイメージ通りの撮影をするのは結構難しい印象です。上記の焚き火の写真も、実際にみた時の炎の暖かさ、色味、力強さを一発で伝えるのはとても難しかったです。特に焚き火のように暗い中で動いているものを撮影するのは尚のこと難しく。
この時は、明るさは編集でどうにかなるので、明るさをある程度捨てて、炎の躍動感が出るようにブレの少なさ、ノイズの少なさに拘って設定を変えて撮影しています。F値はレンズの設定値上4までが限界だったので、シャッタースピードを早くしつつISOのノイズが出ないようなバランスを探しながら撮影しました。

Lightroomは、正直勉強するよりも実際に触ってみる方が圧倒的に早いため、まずはインストールしてみることをお勧めします。最初7日間無料、その後は月1,000円くらいですので、最悪最初の1週間で解約すれば良いでしょう。

どんなことができるかも高澤けーすけさんの動画がわかりやすいので、ご紹介しておきます。Lightroom自体にチュートリアル機能が付いており、露出、コントラスト、シャドウ、ハイライトなどの項目の編集効果や関係性も直感的に理解することができるようになっています。

さいごに

気づけば3,000文字を超えて、かつ動画もたくさんある大作の記事になってしまいました。。。他にも深ぼろうと思えば次々と新たな要素に気づくのがミラーレスの面白いところです(まだまだ書きたいことがたくさんありましたが、我慢しました笑)。今後もまた自分の中での学びがまとまったら記事にしていければと思います。

そして大前提、いろいろと偉そうに書きましたが、まだ僕もミラーレス歴3ヶ月です。なので、皆様からもいろいろとご指南頂けると嬉しいです。


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