むだなこと

わたしはインターネット、とくにＴｗｉｔｔｅｒが大好きでよく見ている。
でも、本当に無駄なものを見てしまって、そのせいでいまげんきがない。

無駄なもの、と書くとその発信者自身をけなしているようになるけれど、ちがくて
私が受け取る必要のなかったマイナスな感情や状況をしっかりと受け取ってしまったという意味で、
私の人生にとって、無駄なもの、ということ。モラハラとかいろいろそういうの。
幸せになるために私はずっと生きていて、なのになんだかうまくしあわせを受け取れないでいる。
同棲とか結婚とか出産とか、幸せと言う言葉と結びつきやすいイベントは、
幸せと同時に絶望までみせてくることがあるらしい。私はまだこのどれも経験したことがないから
あまりちゃんと想像はできないけれど、とにかくつらいことなんだろうくらいの想像は出来る。
だって、恋をして付き合った人と一緒に生きていったせいで、その人のことを嫌いになってしまったり、嫌われてしまったりするのだ。恐ろしすぎて胃が痛む。

私は両親が不仲だったせいで、元々結婚や恋愛にあまり期待していなかったタイプなのだが、
最近の私が浮かれ過ぎて、昔の私にとって身近だった「現実」をインターネットで見かけてしまってつらくなってしまったのだ。落差と言うか、私が生きていた世界はこっちだった、と思い出してしまった。そんなことないのにね。だいじょうぶなのに、もうだいじょうぶになったはずなのにずっと
辛かった苦しかったいやだったよう、と言う気持ちをくりかえし味わってしまう。
妄想とか大好きな癖に、自分がうまく幸せになれる未来を想像するのがとても苦手。
男の人への最低限の理想は、わたしのことを殴らなくて借金がなくてお風呂と歯磨きをしてくれる人、だった。そんなの理想とは言わないんだよ、と昔の私に教えてあげたい。
私は今人生できっと一番自由で幸せで安定している時期だから、いまのうちに良くない価値観やいらないものをどんどんなくしていこうと思う。消していくことが出来る相手だと思う。
人間に絶対はないから全然自分の事をも相手のこともたまに信じられなくなるけれど、こんなに面倒臭く真面目に考えないで今を楽しんでいようと思うよ。
もし、ちゃんとしあわせになれたのならおばちゃんになるくらいまでは生きて欲しいし、
私がなにか間違ってしまったのなら、早い段階で二人でいなくなってしまいたい。
相手に嫌われて、相手のことを私が嫌いになってしまう前に。

なんて、こんなくらいことばかりかいているけれど、恋人に非は全くなくて、
私の自己肯定感の低さとか根暗とかあとは今日のコンディションが良くない。
恋人は私のことが大好きだし、私も恋人のことが大好き。
たのしいこととか、苦しかったこととか、いろいろなことを恋人から私は貰い続けている。
香りが一番記憶と結びつきやすい、という理由でくれた香水もハンドクリームも煙草も
全てもう私の中に染みついて、死んでも消えない記憶になってしまった。

私がメンタルを拗らせて迷惑をかけたときも話をちゃんと聞いてくれて対策までしてくれて、
不安になる隙を与えられなくて、ずっとずっとこれが続けばいいな、つづけてもらうために私も
恋人に幸せを与え続けたいな、と考えています。そしていつか自分が不幸に慣れていたことを過去のこととして認めて、穏やかになれたらいいな。

もう少しで会えるし、なんなら一緒に住むことが出来るようになる。
とりあえず先のことが何も信じられなくても、今のこの事実は揺らがないから大丈夫。
よく見えない何年後よりも、ちかくの幸せに目を向けていこうと思うよ。

書くことで私の気持ちは一つにまとまって、落ち着いてくれます。
ここまでよんでくれたあなたもありがとう。お陰様で落ち着きました。