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地球環境の運命は 私たちの日々の暮らしが握っている:UNEPサステナビリティアクション

問い:地球環境の運命は 誰が握っているのか?今、自分のど真ん中にある問いはこれ。答えは誰もが分かっている。その答えを見て見ぬふりをするのが私たち。

問い:劇的に変わった世の中で残るのは?必要なのは?いまみんなが考えている問いだと思う。答え:本当に必要なモノと知識、そこから生まれる知恵。

それをどう伝えるか?そのアクションをみんなでするためには?それがUNEPサステナビリティアクション

構想2年(いまだに今後の発展を構想中)、準備1年、この数か月の予想外の変化で少々予定変更、そして今日、2020年6月1日に国連環境計画の新たな取組み、UNEPサステナビリティアクションがスタート。UNEPサステナビリティアクションとは、市民、企業、政府、国連機関がつながる新たなプラットフォームで、みんなで暮らしをサステナブルにするために、地球にやさしい行動=サステナビリティアクションを行おう、というもの。

- キックオフビデオ:https://youtu.be/cOqCEb3bxhw
- プロジェクト紹介ビデオ:https://youtu.be/vl2RcOH-gv8

国連職員として5年、その前の環境省職員として約10年、その前のポスドクやバーゼル条約地域センター勤務を含めて、18年ぐらい国際支援・プロジェクトを実施してきたが、そんなある日、ふと、こんなことが頭をよぎった、「小学校の時に社会の授業で、国連とは開発途上国支援を実施する国際的な組織と習った、けどそれから35年ぐらい、いつ支援は終わるのだろうか?」、と。国連職員としては自らパンドラボックスを開けて、自分の首を自ら占めているかもしれないけど、何か違うアプローチが必要、と改めて痛感。でもそれは何であろうか?その一つとして、自分が職場を離れて普通に暮らしをしているときに必要なことを、新たな組合せで行う事、ではないか?それが開発途上国での普通の暮らしが求めているのではないであろうか?当たり前だけど、普段の生活を変えていくようなアプローチが必要。それを、先ずは日本でスタートアップ、チーム作り、アクションの土台を作って、それを開発途上国の暮らしに合うように、支援の仕方も作り上げていくのはどうであろうか?

多くの人にとって名前は知っているけどその中身をよく知らない国連機関、つまり、一般の人から一番遠くにいる存在。であれば、一般の人の一番近くにいる人たちの力を貸してもらい、このコンビネーションで身近な環境問題を、普段の生活から解決していくアプローチはどうだろうか?と思ったのが事の始まり。そこから多くの人とつながることができ、それぞれの得意分野を組合わせて、一つの大きな力で、チームで取組もう、とみんなで作り上げてスタートするのが、UNEPサステナビリティアクション。

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当初は、今年3月5日にキックオフダイアログを開催予定だったけど、コロナで(無期限)延期。当初計画はこんな豪華メンバーが参加予定でした。その代わりに、キックオフビデオを作成して、本日、無事にスタートすることができました。

UNEPサステナビリティアクションは、以下のメンバーと共にスタート。

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ファーストリテイリングセブン&アイ・ホールディングスは、誰もが知っている日本を代表するグローバル企業。多くの人が日々お世話になっていると思います。アーティスト・書家岡西氏は、アートの力で環境問題、特に海洋プラスチックごみ問題に取組んでおり、UNEPとも何度も一緒にアクションをしています。UNEPサステナビリティアクションのロゴは、岡西さんが作成しました。

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そして、地球環境センター。僕が勤務しているUNEP国際環境技術センターとっては、一番重要なパートナー。同じ建物内で一つのチームとして各種プロジェクトを実施しています。

ビデオにご出演していただいた古坂氏はピコ太郎のプロデューサーとして有名ですが、SDGs推進大使や、THE UPDATEのMC担当していて、独自の洞察から鋭いお話しを、私は毎回勉強させていただいています。

この面々が組合さるとどうなるでしょうか?例えば、普段の生活として、セブンイレブンでおにぎりを買ってマイバックに入れる、その後ユニクロで買い物して、また同じマイバックを使う。古坂さんの番組を見たり、岡西さんの個展やパフォーマンスを見て、環境問題を考える。UNEPがサステナビリティに関する国際会議やイベントを開催する。これらが全て一つの大きなストーリーとして繋がっていたら、楽しいと思いませんか。これから、この楽しいストーリーを、このチームで創り上げていきます。一緒に汗をかいてくれる新規参画者の皆様とも相談中です。まずは日本からスタート、その後国際展開、その中で途上国における環境問題をサステナビリティの観点から取組みます。

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この楽しいストーリーは、皆さんが参加することでより楽しくなります。サステナビリティアクションのヒントが身の回りにたくさんあります。例えば、マイバックを使う、リサイクル素材が使われている商品を選ぶ、使い終わったら資源としてリサイクルへ回す、などなど。マイバックを使う、と言うのを一歩目として、暮らしの中でサステナビリティアクションを考えてみませんか?そのアクションが私たちの地球を守ります!

#サステナビリティアクション
#UNEPサステナ
#つなげようサステナビリティ
#サステナブルな暮らし

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