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ポケモンSV イダイトウ考察

はじめに

 からしと申します。最近はスト6でオンライン対戦したり、P5Tを遊んだりしてあまりポケモンをしていなかったのですが、DLC後編が来る前に少しポケモンについて考察したいと思いました。
 そこで、今回は偉大なポケモンの1体であるイダイトウについて書いていきたいと思います。イダイトウはすでにかなり有名なポケモンでこの記事が何番煎じかは分かりませんが、自分なりに考察していきたいと思います。
 ちなみにイダイトウを選んだ理由はずっと使っていて良い夢を見せてもらっているということもありますが、一番の理由は最近頑張って色違いを捕まえたからです(*‘ω‘ *)

イダイトウについて

基礎データ

タイプ : みず・ゴースト
種族値♂ : 120-112-65-80-75-78
種族値♀ : 120-92-65-100-75-78
特性  : すいすい、てきおうりょく、かたやぶり
 イダイトウは性別によって見た目や能力値が変わるポケモンで、一般的にはオスが物理でメスが特殊のイメージがあります。メスも一時期使っていたのですが、オスにはとても分かりやすい勝ちパターンがあるので、今回はオスをメインに考察していきたいと思います。

型サンプル

 イダイトウ♂@じめんテラスタル
 性格:いじっぱり 特性:てきおうりょく 持ち物:きあいのタスキ
 ウェーブタックル/おはかまいり/こうそくいどう/アクアジェット
 195-180(252↑)-85-×-96(4)-130(252)
 
 おはかまいりは対戦中に「ひんし」になった自分のポケモン1体につき威力が50上昇する技で、2体「ひんし」になった後は特性のてきおうりょくで威力が2倍になって威力300の技になります。
 テラスタルをじめんにしている理由は弱点である電気技やでんじはを無効化することと、カバルドンと一緒に使っていたのでタスキが砂ダメージで潰れないようにするためです。あまりテラスタルは使わなかったので他のタイプでも問題ないと思います。
 イダイトウのすごく簡単な使い方は1体目がステルスロックを撒いて、2体目で場を荒らした後、3体目に出して相手の残りポケモンを抜いていくエースとして運用します。やることが分かりやすく、シーズン序盤にマスターボール級に上げる時などにはかなり便利です。
 イダイトウを使う注意点としてはみずとゴースト技範囲のおかげで大体のパーティに選出できるように思えてしまう点や、多くの対戦が夢のある逆転勝利になる反面、2体目が倒れるまで茶番になることが多い点です()。

特性

 特性は3つありますが、雨パーティで運用するのであれば「すいすい」、それ以外であれば基本的には「てきおうりょく」を選択すると思います。

技選択

・物理技
 おはかまいり/ウェーブタックル/アクアジェット/クイックターン/
 アクアブレイク/たきのぼり/がむしゃら/(テラバースト)
・変化技
 こうそくいどう/みがわり
 
 ゴースト技はおはかまいりで確定。みずタイプの技はウェーブタックルとアクアブレイクあたりで選択、先制技がほしいのでアクアジェットもほぼ確定になってくると思います。
 残りの1枠は持ち物や好みによりますが、タスキを持たせる場合はこうそくいどう、ひかりのこなを持たせる場合はみがわり、こだわりアイテムやとつげきチョッキの場合はテラバーストやクイックターンが有力と思います。

持ち物選択

・きあいのタスキ
 行動保障を1回もらえるので、こうそくいどうで素早さを逆転させたり、最後の撃ち合いに強くなります。

・ひかりのこな
 有利不利がはっきりしているので、身代わりと合わせて行動回数を増やせます。最後まであきらめない気持ち(運ゲー)が大切です。

・とつげきチョッキ、こだわりハチマキ、こだわりスカーフ
 おはかまいりに頼らなくてもてきおうりょくでかなり火力が出るので、クイックターンでサイクルを回すのも強いです。

・いのちのたま
 使いやすい火力UPアイテム。技を撃ち分けたいときに。

テラスタイプ

 てきおうりょくでテラスタルした場合は技威力の倍率が難しくなるので注意が必要。タイプ一致テラスタルした場合は元々のタイプ一致技は2.25倍、別タイプにテラスタルしたタイプの技は2倍、別タイプにテラスタルした時のも元々の一致技は1.5倍になります。
 ゴーストタイプにテラスタルした場合、ゴースト技が2.25倍でみず技が1.5倍になります。フェアリータイプにテラスタルした場合、フェアリー技が2倍、みず・ゴースト技は1.5倍になります。(※間違えていたらごめんなさい。)
 イダイトウの場合はテラスタルしなくても強いので、火力増強よりは特定状況で耐性が出来るタイプを選択する方が強いと思います。

・ノーマル
 弱点であるゴーストタイプを無効にします。サーフゴーやハバタクカミのシャドーボール意識。

・フェアリー
 カイリューのスケイルショットを無効化したり、テラバーストを採用する場合などに。

・じめん
 でんじはや弱点の電気技を無効化する場合に。

・ゴースト
 おはかまいりの威力上昇を目的に。

構築案

 基本選出は岩オーガポン、カバルドン、キュウコンから2体+イダイトウです。優先度としてはカイリューのマルチスケイルや後続のきあいのタスキを潰したいときはカバルドン、パオジアンやウーラオスが重いときはキュウコン、それ以外は岩オーガポンです。
 サーフゴーとカイリューはほとんど見せポケモンで、ヘイラッシャがいるときや受け寄りのポケモンが多いときに選出します。

単体簡易解説

・オーガポン
 特性がんじょうで第2のタスキ枠です。岩オーガポンは特性のおかげで対面構築に組み込みやすく、岩タイプの技範囲が優秀なため、かなり使いやすいです。最近は先制技もほしいと思うことが多いのでがんせきふうじをでんこうせっかに変えてもいいかなと思っています。

・カバルドン
 ステルスロック要員として採用。この枠はディンルーでもいいのですが、ステルスロックとあくびの相性が良いことと砂の定数ダメージできあいのタスキが潰すことができるのでカバルドンを選びました。岩テラスは砂嵐状態で特防が1.5倍になるのが、面白いかなと思って使ってみましたが、あまり使いどころがなかったので普通に鋼テラスで良いと思います。

・サーフゴー
 見せポケモン1。汎用性を残しながら、受け寄りの構築を崩すためにこだわりスカーフトリックを採用しています。受けを強く意識するなら、耐久寄りのこだわりメガネ型にして、10まんボルトをじこさいせいにしても良いと思います。

・カイリュー
 見せポケモン2。特に選出することがないと思っていたので、ボックスにいる鋼テラスのカイリューを入れたら炎の渦型だっただけです。この構築が物理に寄っている気がするので特殊型か両刀型に変えた方がいいような気がします。

・キュウコン
 パオジアン、ウーラオス意識の物理受け。天候の仕様が変更になって雪状態では防御が1.5倍になるので、思った以上に硬く感じます。アンコールのおかげで起点になりにくいことも使いやすいです。

・イダイトウ
 型サンプルのとおりです。カバルドンと一緒に入れているので地面テラスにしていますが、カバルドンをディンルーにするのであればテラスタルをノーマルかフェアリーにするのがいいと思います。

最後に

 今回はイダイトウについて考察していきました。イダイトウはおはかまいりのおかげでラスト1体になっても逆転の夢を見せてもらえる使う分にはとても面白いポケモンです。
 余談ですが色違いを厳選しようと思ったときにしろすじバスラオの大量発生が出なかったのでかなり大変だった思い出があります。特にイダイトウは性別によって能力値が変わるので祈りながら厳選していました。
 来週にはDLC後編が配信されるので、また新しく解禁されたポケモンを使って楽しみたいと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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