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喋ってみたら予想と違った

昨日ですが、『らじみく(RADIO MIKU)シリーズ』の第4弾『らじみく通信』という配信を行いました。

先月の『らじみくサミット』は予算をつけて収入(チケット代、グッズ代)を目的にしてることもあり、ゲストはもちろん、配信スタッフ、ディレクター、ミキサーなどプロのスタッフを配しての、それなりにチカラの入った配信イベントとなりました。

片や『らじみく通信』は、あい先輩(清水藍)という必要不可欠な要素を残し、あとは全部ワタクシが担当するという、超プリミティブな単なる配信。
あい先輩がひとりで喋ってるだけでは寂しいかな、生放送から30分のインターバルは荷が重いかなと、ワタクシも喋りに加わったわけです。

とは言え、「さあ、そういうわけでしてね」みたいなMCテクなど微塵も備えていないこのワタシ。自ずと普段社内で打ち合わせてるような雰囲気に、「観られている」ことで上がったテンションと、若干の茶番を加えたものとなりました。

ラジオ番組じゃないし、番組を好きな人しか観に来ないだろうし、なんか笑っていただいて、ステッカーの1枚でも売れれば御の字かな、くらいの軽い気持ちでダラダラとやれればいいかと思ってました。
サンプラーに取り込んだ初音ちゃんの声をいつ出してやろう、なんてタイミングを伺う余裕もありました。
ところが…

ツイキャス配信には「30分の壁」があったんですね。数年ぶりのためすっかり忘れてました。

これですっかりアタマが混乱しまして、皆さんのコインで無事延長となったものの、後半は見事に余裕がなくなりました。

プロなら時間を気にしてハナシをまとめるところを、逆に自分が話してることが制御できなくなったんですね。その意味での余裕がなくなるんです。

配信前は無心だったはずなのに、適当に終わるよなんて余裕ぶっこいてたのに、延長してから急に「話しておかなきゃいけないことはなかったかな」と焦り出したんですよ。
そんなものないのに、しかも自分がハナシをしてる最中に。

もうこうなるとお手上げですよ。
内容をまとめるより、「あれ話してない」「これも話してない」「そもそもオレはいま、何を話してるんだ」という余計な邪念が、脳内でL.カゼイ・シロタ株みたいに奥の奥まで届いて効くわけですね、ヤクルト400。

やがて脳室の壁一面余すところなくミルコ・クロコップの「おまえは何を言っているんだ」画像が貼られまくり、詰んだところで60分一本勝負は時間切れ。

これでよかったのか…
あい先輩に聞けど「最大100人観てましたね」で終わり。
毎週8コマのレギュラーをこなす人はやはり違う。パイセンはやはり先輩でした。

次の機会までに、動じない心臓を会得したいと思いました。
ご覧いただいた皆さま、これに懲りずお付き合いください。

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。