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【画像館】ダギャー、ついにAppendに達する。

2007年8月31日に発売された『初音ミク』ですが、2010年4月に6種類の歌声データベースを追加できるライブラリが発売されました。
これが『初音ミクAppend』です。

この製品で描かれたミクは、KEIさんによるオリジナルデザインとも、V3以降のiXimaさんのデザインとも異なっていました。

なんでも原型師の浅井真紀さんによる造形物を、イラストレーターのねこいたさんが描いたそうで、バレリーナのような衣装やしなやかなフォルム、裸足が印象的です。

ということで、唯一ダギャー化してない製品パッケージイラストとして、満を持して描いてみました。

どうですか、このしなやかさ()

イラストに起こす時に、同イラストをベースにしたフィギュア画像などを参考にしましたが、腰のパーツや手脚のグラデーションなど、50を超えるレイヤーを使いました。

ダギャーはミクダヨーのプロポーションに、とある知人の似顔絵をはめ込んで生み出したキャラクターですが、もともとおぐちさんによるミクさんのね●どろいどが欲しくて、想像図を描き始めたのがダギャー誕生のきっかけでした。

そんかわけで、オリジナルパーツの再現を目指して苦心しつつも楽しく描いていたですが、Appendは立体の造形物がオリジナルだけに、一方向の画像だけでは解釈が難しい、つまり明確に間違いと指摘されかねない箇所が多々ありました。
さすがに今回ばかりは足掛け1ヶ月と、想像以上の難産となりました。

なおオリジナルでは逆立っている髪ですが、他のダギャーと合わないので、V3の髪をベースに、透過処理などを加えた程度にしました。

ま、こうやって並べてみたかっただけなんですけどね。
ひとまず国内販売版のイラストはこれにて終了です。

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。