書くことへの探究心。

「夢」に「中」 と書いて、夢中。
いままさに、この状態が途切れることなく続いている。


「書くこと」 である。書くことを少なからず覚え、それに向き合う中、いままで感じたことのない感情が時々押しよせるように、気持ちの内側に溢れてくる。


始めた頃は変な話、じんわりと涙ぐむこともあった。ふとしたなんでもない時に、それを思うだけで、泣けてくる。全くと言っていいほど、自分への理解が追いつかない。


わたしは、一体どうしちゃったんだろう、なんなんだこれは?


こんな気持ちは私史上、初めてのことだ。わからないから、その気持ちの正体を探るように昨年の10月頃より、できる範囲で文章を書き 「note」 にて公開している。


しかし、いまの私は知識が不十分で、文章表現も身についていない。いまだに、笑っちゃうくらいのひよっこレベルの文章を、書いてしまう。初心者マークを堂々と貼りつけたまま文章を公開している。読みかえすと途中プツンと不自然に流れが切れていて、内容がつながっていないことも多々ある。かなり、恥ずかしい。影響も受けやすい。


たとえば、本やエッセイを読む。すると不思議と 「note」 にも影響をうけた跡が、表れる。内容からめずらしい表現を発見すると、ことばに出来ない気持ちが内側を通り込みあげてきて、一人こころ躍らせる。
つづけて、言葉の意味を調べる。自分の文章に照らし合わせて試してみる。使い方を理解した上で、習得できた時は本当にうれしい。


飽き性で根気のない私が、一つのことに夢中になり、思いを持ち続けている。どういう巡り合わせなんだろう。人に勧められて始めることはあっても、それ以外で自分から興味を持ったことに驚いている。


ここからまた、どんな風にくるくると変化するのだろう。書くことへの探究心が、日々の私の一番の、楽しみになっている。