KDDIエボルバとの団体交渉により、不合理な人事評価が改定されました。

「お客様アンケートで返ってきた”大変不満”という評価が、あなたに対しての評価ではなく、以前対応したオペレーターへの不満や会社そのものへの不満だったとしても、あなたの人事評価に影響します」

こんな事、言われて納得できる人いますか?

「え?むしろこの”大変不満”というアンケートを回答したお客様は、”対応したオペレーターは良かったが”って書いてるのにですか?」と意味がわからず、社内の面談で何度も聞き返したました。

しかし、会社側は
「この評価が何に対して、誰に対してなのか、一件ずつ確認するには量が多すぎて一人一人のオペレーターへの評価を確認できません。でも、あなたに対しての”大変満足”じゃなくてもこうやって評価に入る事もありますから」

と、回答をしていました。

こんな無意味な評価はやめてください。これで時給に影響するというのは何回聞いても全く理解できないんですが・・・

こういったやりとりを面談の度に行い、その度にSVは上記のような回答をのらりくらり、していました。

ですが、11月に行った三回目の団体交渉にて撤回され、1月19日には人事評価の変更がされました。

誰が聞いてもおかしな評価制度を訴えていたのは、もちろん一人ではありません。同僚も何度も「私への評価じゃない”大変不満”を取り下げてください」と訴えていましたが、撤回できないと言われて人事評価に影響を受けました。

面談を行っているSVたちはこういった訴えは毎度寄り添ってる風の「私たちも辛いんだ」というパフォーマンスでブロックし、ルール改定要求を上に上げることもなかったんだなと改めて実感しました。

団体交渉を行って、不合理な人事制度の改善という形で、一つ成果が出たのはよかったと思います。


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