北陸地震被災地支援報告:輪島への物資配送のレポート

 昨日は七尾のパトリアから輪島にある支援拠点(約30世帯の在宅避難者が物資を受け取る拠点)へ、食糧品・日用品を2台の軽バンとミニワゴンに満載して配送しました。

 七尾から輪島への物資配送は、途中で能越自動車道の寸断に阻まれ、2時間かけて穴水経由で輪島に入りました。

 輪島は七尾ともまた状況の違いを感じました。家屋があちこちで全壊していますし、ニュースでよく映像に映る倒壊したビルも見かけました。

 また、物資も七尾に比べて圧倒的に少なく、搬入した倉庫にはほとんど物資が入ってない状態でした。

 倉庫に搬入した際には、付近の住民の方々が多く手伝いに駆けつけてくれました。少しお話もしましたが、近しい方を震災で亡くしていることや、食糧や日用品の不足で生活に困っていることを伺いました。

 私たちが昨日持っていった物資では、まだまだ全然足りないことを実感しました。もっと効果的に支援するにはどうしたらよいのか、何ができるのかを考えさせられます。

 今日も輪島へ物資を配送する依頼がありましたので、微力ながら2台体制で物資を輸送しに行ってきます。

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