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怖がりが戦慄迷宮に行ってきたよ

行ってきました!!
ネタばれ無しの備忘録です。

戦慄迷宮公式

前置き

★さんしおスペック
まだ稚魚だった折、花子さんがきた!のさっちゃんの回でガチビビりして、暫く枕元にバナナを置いて寝ていた。

☆ししとうスペック
芽が出たばかりの頃から今まで一度も心霊物で恐怖を感じたことがない。
今回、入り口で虫が飛んできたときの叫び声がナンバーワンだった。

そんなわけで5月も末日、なんとか天候にも恵まれた日のこと。
ししとうさんは、ずっと前から『富士急に来たらさんしおを戦慄迷宮に行かせたい』と言っていたので行きました。
彼女の好きなことは、お化け屋敷に心霊が苦手な人を連れていき、怖がる様を見て楽しむことです。外道。

入る前に

《戦慄迷宮》はパスポートに加え、別途料金がかかります。
1~4人の1組で4000円、つまり私たちは2人なので1人2000円換算です。
入る時間には指定があり、バス停を模した券売機で購入して、時間の少し前に建物へと向かいます。
また、出口付近には売店があり、中で『お守り』を購入することができます。
お守りを購入すると、おばけが襲ってこない・・・わけではなく、グループにつき1本の懐中電灯が2本に増えます。
それだけなのですが、この懐中電灯は煤が付着している加工がしてあり、1本だけだとなかなかに暗いので2本ある方が隅々まで見れるかと思います。
(あと普通にグッズとしてかわいい)

怖がりの私はとにかく命綱として購入したのですが、正直買ってよかったです。

ハイレタハイレタハイレタ

時間通りに向かうと、組ごとに席を案内され注意事項を見ます。
その後、組の順番通りに診察室へ通され、映像を見てから院内へ・・・。
驚いたのは、外観だけではなく中も入り口の時点で作りこみと雰囲気作りが上手く、本当にホラーゲームの世界へ入ったような気分になりました。
私はサイレントヒルの1~3辺りが雰囲気もストーリーも好きなのですが、
戦慄迷宮は和製ホラーというより、そう言った洋風ホラーゲームのようなものを感じました。

また、壁のポスターや機材も古い年代の本物を使用していたり、院内のお知らせの紙もそれぞれ貼り方や破れ方が違ったり、
カレンダーや時計も時空が狂っているかのように日付や年代が違ったりと、とにかく細かくて探索が楽しすぎました。
階段も上がった先の階数がちょっとおかしくない?というところもあったので、本当に建物自体ちょっと狂っちゃってる設定なのかも。
置いてある本や標本も、その病院が『生きていた』頃の面影があり、徐々に朽ちていってしまったのだと錯覚させるようで、それがまたきっと怖さへの深みを作り出しているのではないかと思いました。

好奇心は猫をも殺す、とよく言いますが、本当に楽しいと人は怖さの感覚がバグるのだなと痛感しました。
ただ、やはり知らないままより知っている方が恐怖も薄れます。
なので、怖くて苦手だな、いやだな、と思うタイプであるほど、見過ごして通るより、しっかりと覗き見たほうのが怖くないのかなとも思いました。
(ただ、小児科のところだけどうしても心苦しくて、パパっと探索して足早に立ち去りました。苦手なモノは気分的にもしっかり見ちゃダメ)

最後に

私たちは合計で1時間ほど中に居ました。
結構長く、階段もままあったのですが、個人的には探索楽しすぎて『もう外!?もう1時間!?』という感覚でした。
本当に作りこみが素晴らしく、エンターテイメントとしてめっちゃくちゃに楽しかったです。
ただ、もちろん驚いたり恐怖を感じなかったわけではなく、人工のポルターガイストさんも、生きているおばけさんも脅かし方がとても巧妙で、しっかりと驚いたり見入ったりしました。
一度すごすぎてまじまじと見てしまい、早く行ってください!と生きているおばけさんを困らせてしまいました。ごめんなさい。

でも、本当に楽しかった!ので、造形物が好きな方やホラーゲームが好きな方は一度雰囲気を浴びに行ってほしいです!
(怖がりの方は、複数人で探索したら怖くないと思います)

それでは、ここまでお読みくださいましてありがとうございました。



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