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シティ優勝 ロストザマゼンタ【ナンジャモ環境】全文無料

69人のシティリーグで優勝しました。やったね
今回使用した構築はネットの海に落ちていたものを拾って改良したものなので、詳細については他の方が新弾発売前に出されている記事を見るのが良いかと思います。
この記事ではロストザマゼンタを新環境で使った感触について触れていこうと思います。
全文無料です。投げ銭方式です。

1.デッキ選択理由

トリプレットビート環境に新弾のパオジアンとディンルーが追加されたような環境です。特に環境初期は前環境のデッキが多い傾向にあると考えました。

以下が予想Tier表です。

Tier1:サーナイト、ルギア(無色)
Tier2:パオジアン、ロストバレット、ロストギラティナ、ミュウ
Tier3:アルセウス系統、ミライドン、ディンルー

ディンルーは回したことがないのでTier3に置きました。パオジアンは攻撃した返しにセグレイブが倒されると動きがかなり止まってしまうのでTier2に置きました。残りはCL宮城とそこまで変わっていないと思います。

お守り+フワンテで強力なアタッカーを手に入れたサーナイㇳ。
イキリンコexの登場で序盤の事故が減ったような気がするルギア。
この2つに勝てるデッキかつ、あらゆるデッキに対してほどほどの勝率が出せるデッキとして、ロストバレットが浮上してきました。

最初に使用したのが、とーしんさんが使用していたリザードン型のロストバレットです。

とーしんさんが3/16に使用していたリスト

このデッキは非常に回しやすく、どのデッキに対しても良い立ち回りがとれるのが特徴です。
シティ前日に参加した70人規模の大会でも8位入賞することができました。
デッキの使用感はとてもよかったのですが、この大会で2点の学びを得ました。

  • ロストデッキ使用者が多かった

  • リザードン型はロストミラーに弱い

至極当たり前のことしか書いてないのですが、同じ考えでロストを握る人が増えるのならば、ミラーで勝てるようにしなければいけませんね。
やはりリザードン型よりもゲッコウガ型のほうが複数サイド取りが容易なため、ミラー戦で強いのは明白かと思います。
ゲッコウガ型なら何でも良かったのですが、ロストザマゼンタを使っていた知り合いがロストミラーに強いと言っていたので使うことにしました。(理由の3割くらいは前日大会にロストザマゼンタ負けたから笑)


2.リスト解説

デッキコード:FFvbf5-fU1BGZ-55VFVk

採用カード
・ザマゼンタ 2枚
1枚でも十分だと思います。ただカイオーガを採用していないためアタッカーが足りなくなる可能性があり採用しました。220ダメージ与えておけば大抵のポケモンは倒されるか、ロストマイン圏内に入るので進化ex主体のデッキでも2回攻撃で倒すことができます。

・すごい釣り竿 3枚
最低2枚は必要だと思っています。エネルギーリサイクルよりも使い勝手がよく、クララと違いサポート権を消費しない強みがあります。リサイクルと比較すると戻せるエネルギーの総数は減りますが、ミラージュゲートのためには2枚だけでも戻せば十分なので問題ないです。試合中にエネルギー不足になることはありませんでした。
ボウルタウンを出しておけば、戻したポケモンをすぐに場に出せるので、ゲッコウガやヤミラミの使い回しがしやすかったです。

不採用カード
・カイオーガ(アクアストーム)

練習無しのぶっつけ本番に採用するカードではないな、と思い抜きました。終盤にみんながナンジャモ打ってくると山札をエネルギーだらけにするの難しいそうだなと思ってました。カイオーガで結果を残してるリストもあるので練度を上げたら入れてみたいですね。

・カビゴン
ザマゼンタいるから必要ないと思いました。
エネルギーの色制限がないのは強いですね。欲言えばもうちょい火力ほしいけど。

・エネルギーリサイクル
釣り竿が3枚も入ってるので不要。エネルギー不足になることはなかったです。


3.デッキの回し方

本当は各デッキの立ち回りについて書こうとしたのですが、本当に何も考えないで対戦していたので、超基本的な回し方でも書くことにします。

・一番最初にやること
まず最初にやることはボールでポケモンを並べることです。山札を確認することでロストに送るカードの参考になることに加えて、はなえらび等で必要なポケモンを巻き込むことが減ります。
はなえらび、アクロマで先にポケモンに触れてからサーチするのも一理ありますが、上から数枚の中に目当てのポケモンがいる確率なんて高くないので先にボールを使う方がいいと思います。

・ドローの順番
かくしふだ→アクロマ→はなえらび
この順番が最もおすすめです。
かくしふだはエネルギーが必要なものの、デメリットなしで手札が2枚増えます。
はなえらびの方が選択が苦しいので、先にアクロマで3枚カードを手札に加えてからはなえらびを使った方が少しは楽になると思います。

・先攻後攻問題
これについては私自身も明確な答えは持っていないのですが、先攻を取るようにしています。
先攻であれば2ターン目でアクロマ抜きでロスト4枚にできるので、誤魔化しが効くと思います。ミラー戦では先にサイドを勧めた方が強いですが、ゲッコウガとサマゼンタを押し付ければ先攻でも十分に捲ることができると思います。
あくまでも先攻、後攻になってもある程度の動きができるデッキだと思ってください。

・かくしふだのエネルギー
鋼、水、超、ジェットの4種類エネルギーが入っています。ジェットエネルギーを捨てることはほぼ無いので、基本エネ3種で考えます。
大会中に「超→鋼→水」の順番で切るようにしていました。
まず超エネルギーですが、ヤミラミにのみ使うエネルギーであり使用するのは中盤以降です。序盤に手札に無くても困らないという理由で先に切るようにしてます。ヤミラミ自体が1エネで動けることも理由に入ります。
鋼と水の優先度は相手のデッキによって変わっていきます。アルセウスやミライドンなどのV・exを主体とするデッキにはザマゼンタ、ロストなど非ルールポケモンで攻撃してくるデッキにはゲッコウガが有効になります。ただどちらも使う可能性がある場合には、山札にある枚数が多い鋼エネを優先して切る方がいいのかなと思います。

4.当日のマッチング

サイド枚数はうろ覚えです。
1戦目:アルジュラ 先攻 6-5
2戦目:パオジアン(パルキア入) 先攻 6-3
3戦目:一撃ルギア 後攻 2-4 投了勝
4戦目:ロストヌメルゴン 先攻 6-3
5戦目:レジドラゴ 先攻 6-4
6戦目:サーナイト 後攻 6-4
予選全勝1位通過

7戦目:不戦勝
8戦目:ロストバレット(炎悪) 先攻 6-4
9戦目:サーナイト(再戦) 後攻 4-0
10戦目:サーナイト 先攻 6-4

5.終わりに

前日に組んだデッキなのですが、引き運とパワーの高さで何とか優勝できました。ギリギリで勝利している試合は1点でも打点がずれていたら負けていた試合がほとんどなので回復手段が入っていた時ちょっときついのかなと思います。特にルギアとサーナイト。
環境に最も多いサーナイトには前環境よりも勝ちやすいような印象があります。ルギア対面さえしっかりと練習していけばそれなりの結果は残せると思います。
パワーが高いのはカイオーガが採用されている型ですが、自分の構築は少しパワーが落ちるものの攻撃が簡単なので初心者にもおすすめです。
これから先ものすごい速度で環境は変化していくと思いますが、ロストデッキはまだまだ戦えます。ぜひみなさんも一度試してみてください。

もし何かご質問があればTwitter(@sgrd_pokemon)のDMまでご連絡ください。
平日は仕事なので返信遅いと思いますが、できる限りの対応はします。

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