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45日で航大1次に受かる方法🛫(航大物理の出所の問題集も公開)

この記事を読んでいるみなさま、こんにちは。ファビオと申します。
この記事ではタイトルの通り、「約45日でR6航空大学校1次試験を突破した方法」を航大が試験制作に用いている参考書(詳しくは後ほど説明)も交えてお届けします。

私はR6年度の航大を受験し1次試験は大体100位くらい(開示で判明)で突破したものの、2次の身体検査で落ちてしまいました。
そんな航大に最終合格したわけでもないのにこんなタイトルで記事を書いた理由は2つあり、

1.自分が航大受験のラストイヤー(23歳)なので、受かろうが落ちようがこの努力方法は開示しても損はない思った(むしろどこかで落ちて書く気が無くならないうちに書きたかった笑)
2.航大専用の塾に行く必要なんてない、というのを示したかった

という2つの率直な思いから書きました。
理由の2については、少なくとも1次試験は自力で絶対に突破できます。(3次のシュミレーターに関してはその塾でアドバイスをもらうべきかな、と思ってはいますが…)
この「自力で突破できる」ということを記事を通してお伝えできればと思っています。

そして何より自分が今回伝えたいのは

「たった45日の勉強でも突破できるような効率的で必要十分なやり方がある!」

ということです。

私は身体検査で残念ながら落ちてしまいましたが、それでも45日で1次試験に約100位で受かるやり方というのは価値があると思っています。

例えば、物理についてです。(これは今回1番伝えたいことです)
私がR6の航大を受験するにあたって、R4やR5に受験して受かった人のnoteの記事を一部は購入もして読みました。そこには物理について、物理のエッセンスや良問の風を3周や5周もした、と書かれています。

ただ、実際どうか。
そのnoteを書かれた人たちもおっしゃっていますし、まだ航大を受けたことがない人は過去問を見て、そして検索すれば何年度分かは出てくる一般の方が作った解答解説を見ればなんとなく察することができると思いますが、

航大に出てくる物理は決して難しくない(基礎的な問題が多い)です。

にも関わらず、大学受験をするときと同じような難しい参考書を使って、しかもそれを何周もするのは航大受験においてはものすごく非効率です。そこまで絶対にいらないです!これは声を大にしてお伝えします!!

確かに数学に関しては難しい問題もあると思います。私はセンター試験の時代の人間ですので大変恐縮ですがセンター試験で難易度を例えさせてもらいますが、
私の感覚的には、

数学→センターレベルを超えてくる問題が何問かある。
物理→センターレベルかそれ未満

この感覚が概ね間違っていないと思います。

話を戻します。脱線しましたが、とにかく航大受験の物理は難しくないんです。

では、どんな参考書を使ったのか。

ベースとして使った参考書は私が高校生の時にも使っていた参考書ですが、これは高校の物理の教科書にはない分かりやすさで本当におすすめできます。過去にnoteを書いている人がなぜこれをおすすめしないんだと本当に疑問に思ってしまうくらいです。
そして問題集ですが、これも高校の時に使っていたものがそんなに難しいものではなかったので逆にちょうど良いと思い、メルカリで購入して頑張って解いていました。そして受験15日前くらいに一生懸命解いていた私に奇跡的な発見がありました。それは、

航大が過去に出していた物理の問題と全く同じ問題が私がやっていた問題集に載っていたのです!(しかも1問だけではなく、複数年にわたって複数問!)

もちろんエッセンスでも良問の風でもありません。

この2つの参考書は後ほど改めて紹介します。

また、数学に関しても問題集は1つしかやっていません。しかしながらこの問題集がすごく良い…!この問題集に関しても、大学受験に向けて勉強していた際に使っていたものをもう一度購入して使ったものになりますが、青チャートのような解いても解いても終わらない問題集では決してなく、重要な100問程度のみをピックアップした問題集で(この時点でわかってしまうかもしれませんが)、でも抑えるべきところをしっかり押さえている、そして航大受験に役立つ主要な公式な裏技的な公式も載せてくれている、まさに「センターレベルからその少し上を目指す=航大受験の数学」にピッタリな問題集です。

この問題集が何かを含めて、数学の勉強法も解説します。

英語については、個人的には重要なのは和訳のやり方とリスニングだと考えて勉強していました。じゃあ前半の文法はどうでもいいのか?という問いに対しては、「もちろんどうでも良くはない」という回答になってしまいますが、重要なのは目標設定と考え方だと思っています。例えばリスニングは当日の解き方次第で8割は取れます。一方で大問1.2の最後の数問はネイティブでない限りどう足掻いても分かりません。こういった分析をした上で、例えば全体で8割を取りたいとなったらどこにウエイトを置くか、ということです。長文和訳に関しても航大に過去に合格した友人の話や過去問を通して私が考えた回答の仕方をまとめています。

続いて時事問題、航空時事、天気です。
ここは、45日と時間がない中でも力を入れて勉強しました。ここは他の方もおっしゃっているので決して自分の発見のように語るつもりはありませんが、時事問題は3-4問、航空時事0-1問、天気は1-2問出るので軽視できません。後ほど改めて説明しますが、私の総合2の目標は8割だったので、25問中20問当てる、逆にいうと5問しか間違えることはできません。そう考えると、合わせて6問出題されるこの単元もガッツリ対策しないと当てずっぽうで行くしかなくなります。
天気に関してはこれ一冊読めば航大受験には十分!という雑誌がありそれを読みました。時事問題系に関しては時事問題のサイトを使って勉強しましたが、ここでも私なりのやり方を編み出して行っていたのでまとめています。

最後に総合1についてです。
これは私の知るR5(とある方が載せていた復元したものを購入しました)やR6を受けた感覚ですが、就活の対策でやるようなSPIや玉手箱の表の読み取り、TG-WEBの対策が必要です。ここは忖度をせずに申し上げると、地頭の差が出る部分でもあると思います。
ただその差をできるだけつかないように地頭(的な航大対策の付け焼き刃)の鍛え方も私なりに説明します。

もし興味があれば購入して読んでいただきたいです。


自己紹介


名前…ファビオ
ファビオという名前は、僕が好きなサイクルロードレース(自転車のレース)で活躍している若手有望株「ファビオ・ヤコブセン」という選手の名前をそのまま使っています。ただそれだけです笑

年齢…23歳
航大受験的にはラストイヤーであり、過去に受けたこともないので最初で最後の挑戦をしています。

経歴…4年制の大学に通い、その後大学院に進み現在院2年です(文系)。細かいことは省きますが、就活がほぼ終わった状態でしたがふとしたことがきっかけで、昔からの憧れもあって本気でパイロットになりたいと思いました。しかしながらそう思ったのがちょうど6月ごろで、ギリギリで申し込みをし、ギリギリで勉強を始めました。これが45日ほどしか勉強期間がなかった真相です…

各科目のスペック…
英語…TOEICだと800くらい、6年前に受けたセンター試験は8.5割か9割くらい
数学…大学受験でも使っており、航大の過去問も基礎を思い出した上で7-9割取れるレベル
物理…物理基礎は高校で受けていたので力学はある程度覚えていましたが、電気や熱は全くの初学者でした
総合1…就活のために対策をしてたり、元々数学は得意だったのでSPIはスラスラとける、玉手箱やTG-WEBも元々就活用として対策はしていた

こんな感じです。
特に最後の各科目のスペックに関しては、物理はほぼ初心者である一方で数学はベクトルなどを忘れてはいるものの、思い出せば昔の感覚で大体解けるみたいな(うまく言語化できないですが伝わっていると信じます)感じでした。ですので、これを読んでいる方もそれぞれ得意不得意があると思いますが、私が全くゼロから45日で突破したわけではない、ということは把握していただければ幸いです。誤解なきように先にお伝えすると、おそらく数学や総合1に関しては、受験生全体の中でも割と得意な部類に入っていたと思います。

自己紹介も終わったところで、先ほど軽く説明したそれぞれの教科の対策について具体的にお伝えしていきます。

物理

まずは、私がこの記事で1番お伝えしたい物理から行きます。

参考書

先ほど焦らすかのごとく説明を濁した2つの参考書をまずお伝えします。
それが...

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