見出し画像

【アラフォー婚活】失恋で泣いてる女性を眩しいと感じた話

今回のこの恋、
しがないOLには『失恋』でということで泣く資格がない。

なぜなら、1回も奴に、きちんと気持ちをぶつけたことがないからだ。


3月に『あなたのこと結構好きだと思う笑』と、ご飯に行った帰り道、手をつなぎながら、笑い混じりにサラッと言ったことはあるが、「だろうね〜笑」と言って流された。相手の脳や心に伝える前に、払い落とされたのだ。

奴を好きになって、いろんなことで傷ついて散々泣いた。30代で一番泣いた。

『心が痛い』とはこういうことか…!
と実感するぐらい泣いた。

泣いてるときは、
『これだけ好きになれたのは、すごいことだよ!』
と、自分を励まして泣き終わるのがいつものことだったが、気付かなかったのだ。

『奴に1回もきちんと気持ちをぶつけてないな』ということに。


『失恋して泣いた』
このたった7文字は、好きな相手に自分の気持ちを伝えて、返事が返ってきた人の特権である。正確には「相手からのフィードバックをもらう覚悟がある」人のみの特権。

しがないOLには全くその権利がない。

なぜなら、年末に気持ちをぶつけるだけぶつけて、答えも聞かずに去ろうと思ってるからだ。

奴から『ありがとう』『嬉しいよ』『ごめんね』的な返事が予想されるが、すべてを捨てようと思ってるしがないOLにとって、どんな返しも本当にいらないから、返事は不要と思ってる。

ここ1年弱、さんざん傷ついて、涙枯れ果て寸前まで泣いてきたので、気持ちをぶつけるだけぶつけるだけでもう十分。

あとはもう、年末のカウントダウンしながら、泣くだけの涙しか持ち合わせてない。


『え?付き合いたいとかないの???』
と思われるかもしけないが、決して『お付き合い』がしたいわけではない。

むしろ『付き合おう』と言われたら断るまである。

なぜなら、奴の遊びの女になる気は全くないし、『結婚する気はないけど付き合ってる彼女』にもなりたくないから。

当たり前のことだが、奴と私の気持ちの重さには雲泥の差があって、『結婚しよう』の5文字以外、私にとって本当に必要ないのである。

『返事を聞かないんだから、失恋はしてない!』
という、アラフォー女独特の強がりと、はぐれメタル並みの逃げ足の速さで、逃げ切って勝ってやる!!

とか思ってる、しがないOLにとって、『失恋して悲しくて号泣した』的なnoteを読んでいて、『あ、そうか、私には  失恋した  というのは許されないんだな』と思ったと同時に、『好きな人に正々堂々気持ちを伝えて、結果をもらう勇気と覚悟を持っている』ということに、すごく眩しく思えた。


『失恋より辛いことをするために、某タワーに登ってきた』
というnoteの記事を読ませていただき、めちゃくちゃ素敵な考え方だな!!と思い、善は急げで、しがないOLも山登りしてきました。

…『善』かはわからないけど、本当にめちゃくちゃしんどかった!笑

「山登りって、ランニングのときみたいに自分と向き合うのかなぁ…」
と思っていましたが、意外と自然と向き合うことの方が多くて、すごく和んだ!

「死ぬ…死ぬのでは…?」とかブツブツ言いながらのんびり登って、山頂でお弁当食べて降りてくるというコースだったけど、すごく気分転換になりました。

そして思ったんですよね、「あぁ、私、まだまだ頑張れるな」って。


登山と似てる物事はたくさんあるけど、婚活も似てるかもしれないなとぼんやり思ったりして。

初めて登る山は、道がわからないし、急な上り坂が続いたとき、「これ、どこまで登れば山頂なの…?」「いつまで上り坂続くの…」と不安になったり、急に平坦になった歩くのが楽になったり、少し寄り道して写真とったり。

それでも1歩1歩進んでいけば、時間がかかっても山頂にはたどり着くし、ゴールがあるんですよね。途中、死ぬ思いをしても…!

まぁ、婚活はゴールが明確に見えない分、しんどいかもしけないけど、一歩一歩登れば、きっとさっきいた位置より高いところにいるから。

これだけしんどいことがまだ出来るなら、私はまだ大丈夫だよと、妙に元気づけられて帰ってきました。

…後日の筋肉痛で歩行困難になって死んでたけども…!

それを言えば、資格勉強だって、ダイエットだって、全部同じかもしれない。日頃の1歩1歩が大切で、千里の道も一歩からなんだなぁ…と思い、【今、自分の取り巻く環境すべてに共通していることは登山だ!!!】
と悟りを開きましたとさ(?)

あと24日ぐらいで2022年も終わりかぁ…。
すごく早かったなぁ。

3か月前ぐらいに恵方巻食べなかった??みたいな感覚です!

さて、残りの12月もしっかり生きよう!!
もうひと頑張りするぞー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?