メメント

ノーラン監督なので今更見たくなったメメント。ずっと「妻殺しの犯人を記憶障害がある中追う刑事」の話だと思いこんでいたので、例えばジェイソン・ボーンみたいな記憶のないヒーロー映画になる予想でした。

最後までノーラン監督作品でした…。

▼ネタバレ注意

主人公はどちらかというと、もういない【ジョンG】を探し続けるのが生きがいの殺人鬼でした。最初の方は主人公からの【情報操作】にまんまと引っかかる…考察見ると奥さんは生きてるし元を去ってしまったようで。施設のサミーが一瞬主人公になるシーン、サミーの話が自身の話と混合してるということが分かりやすくて良かったです。

最後の方のシーン、テディのネタバラシ通り主人公の記憶メモからちゃんと殺意を感じるので怖い。都合の良いことだけ覚えていたり、真実は異なる…

ちなみに雰囲気は違えど邦画の【白雪姫殺人事件】もこんな気持ちになる映画だったな。あの作品はSNSの現状も表現されていて私的には面白かったです。

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