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ポートランドの壺

■大英博物館(2018.7.16)で見学したものの一つに,ポートランドの壺があります.西暦25年頃に古代ローマで作られたカメオ・ガラスの作品.外交官により18cに英国に持ち込まれ,ポートランド公爵の所有となったのでポートランドの壺と呼ばれます.謎はまだあるようですが,展示中にばらばらに壊されたことがありました.これは修復されたものです.カラーフィルという技術で,欠損破片も作り再現します.四方八方から観察しましたが良く再現されていて,私の目が悪いせいもあり全く繋ぎ目もわかりません.もっと目の良い人が見たらつなぎ目がわかるかもしれませんね.

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■2018.7.17は,V&A(Victoria & Albert)Museumと自然史博物館を見学しました.
東日本大震災のコーナーがありました.床が横揺れする地震の体験ができます.地震を経験したことがあるかを問うアンケートの投票ボタンがありましたが,こちらでは7割の人が地震の経験がないようです.

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下の鉱物は,自然史博物館にあるstibnite輝安鉱の結晶です.日本刀のような大きくきれいな結晶は愛媛県市之川鉱山産です.今は採れなくなりましたが,日本の代表的な鉱物結晶として海外の博物館にも交換や寄贈がされました.ここにも展示されています.

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