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タイタニック記念館

7月26日は北アイルランド,ベルファーストの3日目です.タイタニック記念館を見ました.19世紀後半は世界に急速な変化があった.移民,高速船,新通信方法(無線)=モールス信号は,タイタニックからのSOSを伝えた.これらにより世界は狭くなる. 
タイタニック号は,ホワイト・スター・ライン社の誇る世界最大の豪華客船(同型艦;オリンピック,ブリタニック)でしたが,サウザンプトン→ニューヨークの処女航海中にアイスランドに寄港の後,北大西洋上で氷山に軽く接触したあと沈没しました(1912).沈没の過程に謎が残されています.
カーライルとアンドリューズが設計し,ベルファーストのハーランド&ウルフ造船ドッグで建造されました.ここのドックにタイタニック記念館が建っています.ここで建造した船名の末尾にはNICがつくそうです.モルガンの出資.
■この記念館は多角的な展示で,造船が盛んだった当時の社会背景や産業の説明がありとても面白い.ドッグの中を再現している館内をリフトに乗り,まわるところもある.しかしとても混んでいました.
1901年のベルファーストは人口は35万人に4倍増し,アイルランドの独立が盛り上がっている時代だった.造船業の他,リネン(麻)織物・ロープ,酒造などが隆盛期であった.

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■ユニオンジャックと北アイルランドの旗が両立しています.アイルランド独立派かユニオニスト統一派か混ざっています.独立派・民族派はカトリック,ユニオニストはプロテスタントですが私にはわかりません.皆フレンドリーな人たちで,Welcome to Belfastといったり,わざわざ知っている日本語で声をかけてくれます.「ありがとう」というのが日本語の代表のようです.残念ながら速口で理解できません.
西部地区にあるピースウォールの描かれている絵や落書きをざっと見ましたが,大変良い出来の大きな絵画もあります.(注)下に掲載した地下道の絵は市内です(西部地区ではありません)

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■イギリスといえばパブですが,アイルランドのパブは音楽が盛んとのことです.カントリーウエスタンにも影響を与えたようです.

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