POST4『テレビのあれこれ』
こちらのラジオの書き起こしです。通勤通学中に音声で聞きたい方は下記リンク先から
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〇テレビのしんどさ
井上:今日のテーマはテレビです。
こないだ話してましたけど、坂野さんはテレビを見るときにしんどいことがあるんですよね?
坂野:そうなんです。スタートがすごくしんどくて。
バラエティとかだと大勢の人が一気に喋るので、感情がいろんなところに持っていかれるというか。
井上:そのつど、誰がどんなこと考えてるのか気になってしまうってことですね。
坂野:この人はどういう役割かとか、そういう事まで考えてしまうのでしんどいですね。
ドラマなんかも、前の話を思い出しながら見るので大変です。その1話をがんばって見ても、一週間後にまた前の話から思い出さないといけないのですごい撮り溜まってました。
井上:一気に見る方がマシってことですか?
坂野:そうです。だからCMを省きながら連続で10話とか見る方が楽なんですよ。
井上:へー!そういう理由だったんですね。
僕もバラエティを見るのしんどいんですけど理由は違って。
芸人さんってすごいいじられてたりするので、例えばそれが自分も笑われてる気がしたり、面白半分に物を捨てられたりするのとか見てて苦しくなるんです。なので見るときはチャンネルを選ぶようにしてます。ドラマはすごく好きでよく見てましたけどね。
〇好きなドラマ(井上編)
坂野:そうなんですか。好きだったドラマとか覚えてますか?
井上:「偽装の夫婦」ってドラマが好きでした。
「女王の教室」とかも脚本家が同じなんですけど、その人の話がすごく好きで。
偽装の夫婦は、LGBTの問題なんかを結構取り扱ってるドラマなんですが、旦那さんがゲイなので偽装結婚という形で生活を始めるっていう。
坂野:なるほど。僕も女王の教室好きですし、その脚本家の人も好きです。
井上:だったら絶対に好きだと思います。もう毎回泣いてました。
ちょっとネタバレになるかもしれないんですけど、主人公の天海祐希さんの心の声がナレーションで入るんですよ。上司に心の中で暴言を吐いてて、その毒舌さもリアルで面白くて。
更にもっと好きなのが、旦那さんと関わっていく中で、偽装結婚ではあるもののどんどん心を開いていって、一回心の声を全部だだ漏れに言ってしまうシーンがあるんです。それがターニングポイントになって、心の声は言わなくなる。その過程がすごくいいんですよね。
坂野:面白そう。いや僕もこの人好きなんですよ。一日16時間くらい脚本書いてたりぶっ飛んだ面もあって。
井上:そうなんだ!確か他にもなんかかいてましたよね?
坂野:家政婦のミタとか、初回のGTOもそうらしいですよ。
井上:へー。テレビの話に戻ると、バラエティがやっぱりしんどいですよね。ドラマは、役者さん本人のことを考えるというよりも、その役その作品として何かを伝えようとしてるわけじゃないですか。だからそれを受け取っていくのは好きでした。
〇好きなドラマ(坂野編)
坂野:ちなみに、僕の好きな「家族ゲーム」っていう、嵐の櫻井さんが主演で、とある家族を更生させていくってドラマがあるんですけど。
井上:魅力的なシーンとかあるんですか?
坂野:最後の方で「こんな家族には絆なんかない。絆というのは、泥臭く面と向かって話し合う過程でできていくものであって、血の繋がりとか空間に一緒にいるだけではできないんだ」っていうシーンが当時、家族との絆ってなんだろうと考えてた事もあり、すごく刺さりました。
井上:すごい深い言葉ですね。いつ頃のドラマなんですか?
坂野:2013年の放送ですね。それこそ、不登校の子どもが出てくるんです。その子を学校に行かせる為に家庭教師として来たのが櫻井さん。
井上:2013年だと、僕らが今25なので19~20歳頃ですかね。
坂野:はい。キャッチコピーは「壊れるまで君と向き合おう」
井上:いいキャッチコピーですね。
僕らは、壊れるまで君と向き合おうっていうとちょっと、
坂野:だいぶ過激ですね(笑)
でも本当に、ドラマから学べることって沢山あるなと思います。
井上:そうですね。流し見するよりも、1時間なら1時間その話に集中するっていう見方が僕には合ってるんだと思います。
坂野:没入感ですよね。ドラマとかストーリーがある方がその世界に入っていけて楽しい。
じゃあ今回はこんな感じで。また次回お会いしましょう。
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