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作品作りのための環境づくり

住居とアトリエを分けることにした。同時に移転するため、今は荷物整理の日々。場所探しで1ヶ月。これから2ヶ月かけて、仕分け〜二箇所に分けて運び込み、新しい場所の設置をしていく。制作したCDもLPもは大方処分したけど、まだまだ大量にある。40年間で担当したアーティストは150を超えている。ジャケットは作らずポスターや映像作っただけ、なんていう場合もある。整理で手間がかかるのがポスターですね。ポスターの整理は丸めることなくマップケース(元々は地図を収納する引き出し型の入れ物)を使う。スティール製のケースはA全までは収納できるが、B全B倍サイズは入らないので、B全は折って半分のサイズ(B2)にしてマップケースに入れていた。B倍サイズは仕方なく丸めて専用の筒に入れておく。

しかし、丸めて筒に入れると、出すのも大きいし重いし、で一苦労で面倒だ。筒のは開けて見ないようになってしまっていた。先日「開かずの筒」なる数十年開けていない筒を開けてみた。

すると、学生時代の作品や勤め出して間もない「青臭い作品」が出てきた。B全くらいのシルク印刷の作品だった。絵柄をデザインしてレイアウトして刷り師に頼んだものだった。会社員だった時期でボーナスが出るとシルク作っていた。作品に取り組んでいたのは良いが、何かやたらと無闇に張り切っている感じが久しぶりに甦った。


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