見出し画像

「『価値観の歪み』にこそお金が生まれるのだ」という話を確認しておこう


まず最初に、述べておきます。この記事は、iPhoneの音声入力機能を用いて作成しています。もちろん、音声入力機能のみでは誤変換も生じますので、事後的にキーボードを利用して加筆ないし修正を行っています。加筆ないし修正をキーボードで行うとしても、明らかに執筆の速度は上がりますし、何よりも文章を作成することに対する抵抗感が薄まります。音声入力機能を使ったことがない人は、だまされたと思って今すぐに使ってみてください。

「利益とは労働の対価である」という命題は明らかに誤っています。労働の定義に関わる問題でもありますが、例えば個人投資家の行う投資行動を労働であると位置付けることに対して、私は違和感を覚えます。ビジネスと労働は別物です。まずはそこを確認しておきましょう。

外食よりも自炊の方が安上がりなのは当然ですが、それでも外食産業がビジネスとして成立することの意味を改めて考えてみると面白いです。料理が得意な人でも外食をするわけで、なぜ外食をするのかということをゼロベースで考えてみることも大切です。そこには、まさに「価値観の歪み」が存在します。

より分かりやすいのは、FXトレーダーでしょう。トレーダーは、まさに複数の通過の有する価値の歪みを利用して利益を生み出しているわけです。

不動産投資も同じです。貸し手と借り手には、全く異なったリスクが存在します。同時に、全く異なったメリットも存在します。その価値観の違いを利用して、大家さんはお金を儲けるわけです。借主は、お金を支払って自宅を確保するわけですが、移動性が高いというメリットを享受しています。移動性をお金で買っているというイメージです。大家と借主との間には、まさに「価値観の歪み」が存在するのです。

ここまでは具体例を見てきましたが、これを一般化して理解することが必要です。何事も、具体と抽象を自在に行き来できるような理解の仕方が求められます。具体例は分かるが抽象化できない、というのは、何も理解できていないのと変わりません。逆も同じで、一般論として理解できたつもりでも、具体例を挙げることができなければそれはやはり何も理解できていないことと変わらないのです。

一般論として大切なのは、

ここから先は

1,041字

¥ 590

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?