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【ほぼ0】スマートフォン≒テレビデオ

【ほぼ0】#54です。

完全なる過去の遺物ですが、テレビデオという商品がかつて存在しました。

ビデオ自体がもう今の時代にほぼ使われないのですが、ブルーレイやDVDの前身的な媒体です。

ビデオを再生するためにはビデオプレーヤーが必要、ただし(一部の例外を除き)プレーヤーだけではその映像を出すことができないため、ディスプレイとしてのテレビも別途必要、という構図。

テレビとビデオは別々に買うことが前提の中、テレビにビデオ機能自体を付属させたテレビデオという商品が世に出たわけです。

私も、中学生の頃に自分の部屋用に充てがってもらったテレビがテレビデオでした。自分の部屋なのに、ビデオまで鑑賞できてしまうという贅沢感。自分の城、感。

このテレビデオ、時代的に私と近い方であれば何となく認識されているところかもしれませんが、思ったよりも普及せず、何なら若干不人気ということさえありました。

なぜ、不人気なのか。

それは、ビデオ部分「だけ」故障したとしてもテレビ部分も含めて一体として修理に出さなくてはならないからです。

分離できない以上、ビデオ部分「だけ」故障しようとも、あるいはテレビ部分「だけ」故障しようとも、テレビ「も」ビデオ「も」修理に出すこととなってしまいます。

こうなると、ほんの僅かな部分の故障だとしても、コンテンツの全てが一時的に剥奪されることになってしまうのです。

オールインワンという言葉に魅力を感じてしまうことも多いですが、故障した場合のことを考えると、かなりリスクの高い選択だということになってしまうわけです。

物は少ないほうが良い、一つの物でいくつもの機能を備えるのであればそれに越したことはない、という考え方は、常に危険をはらんでいるということです。これを、まずは強く意識しましょう。

そして、現代社会における典型的なオールインワン製品といえば、間違いなくスマートフォンです。

電話、チャット、メモ帳、スケジュール帳、カメラ、アルバム、動画再生機、送金システム、天気予報、音楽再生機、書籍、、、ほかにも数え切れないほどの機能を有しているもの、それがスマートフォンです。

スマートフォンさえあれば、何とかなります。それ一台で、何とか生きていくことさえ可能かもしれません。

ですが、そのスマートフォンが故障して修理交換に出すとなると、そのすべての機能がしばらく使えなくなってしまうわけです。

これは、本当に、恐ろしいことです。

カメラ部分が故障しただけなのに、それを修理交換するために他の正常な機能の部分までを犠牲にしなくてはならない。

つまり、何も、できなくなってしまう。

そうはいっても、スマートフォンのない生活に戻ることなど、多くの人にとって不可能なことでしょう。

では、スマートフォンを今後も使うことを前提として、どのような対策を講じておくべきか。

スマートフォンをテレビデオ化しないために平時のうちからやっておくべきこととは何か。

それは、、、

これは、スマートフォンを使っている人は絶対に確認しておいてください。

それは、、、、

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