社会の分断化を受け入れる（2021/01/05）

また緊急事態宣言が出そう、とのことで。

対象地域が限定されるようですが、関東圏という国内の中心地が対象となる以上、国内全体に影響が及ぶことは間違いなさそうです。

宣言を出せ、出すな、という真逆の意見が存在します。それぞれに言い分があって、それぞれの言い分それ自体を個別のものとして捉える限りにおいては、いずれも完全に正しいのです。

個別ではなく総合的に判断すべきなのですが、総合的な判断をする際には必ず「皺寄せを受ける」立場の人々が生まれてしまいます。全員が満足する、ということはあり得ないのです。

そういった有事において、社会の分断化は避けられません。分断化を前提として、各自がどのように振る舞うべきかということを考えるべきなのです。

分断化を避けよう、という発想よりも、まずは分断化を前提とした各自のポジションの取り方を意識すべきです。全体行動も、あくまでも個人行動の集合体に過ぎないのですから。

個別なくして集合なし、まずは個別行動レベルにおいて各自の行動基準をより明確化していきましょう。