緊急事態宣言が解除されたら従前に戻るのですよね?という謎の圧力

私の生活拠点である大阪もコロナショックによる緊急事態宣言が解除されました(@2020年5月21日)。

解除されたからといって喜ぶ、従前と同じ生き方をするという人も多そうですが、仮にそれが可能だとして(そもそも急に戻すこと自体が危険極まりないですが)、なぜ全てを元通りにしようとするのか、という疑問が生じます。

人、業界、場所、市場によっては「従前通りのスタイルよりも在宅推奨時のスタイルの方が上手くいった」「従前通りのスタイルでも構わないけど在宅推奨時のスタイルでもさほど大きな不都合は無かった」といった意見も当然あり得るわけで、全てを元に戻すことを前提とした再スタートはその前提が誤っている可能性が極めて高いです。

緊急事態宣言が解除されたのだから取引先や先方も平日日中はオフィスに出勤していて当たり前、という考え方を持つ人たちが「圧力」となり、働き方改革に真剣に取り組もうとする素晴らしい人々の足を引っ張ることがないように強く願います。

無駄は極力排除するという合理性のもとではその邪魔をする人もまた無駄なので、排除されないように十分に気をつけていきたいものです。

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