【ほぼ0】生きることは変わること

【ほぼ0】#22です。

裁判の証人の発言の信用性を検討する際に「発言内容に一貫性があること」を理由として信用性があると判断することがあります。

もちろんその要素のみではなく総合考慮的に決まるのですが、一貫性の有無が重視されることは間違いない。

記憶に基づいた発言であれば一貫性があることが通常だという考え方も分かりますが、主義主張レベルの話になると「一貫性があるから信用できる」とは言えなくなります。

むしろ、従前から主義主張が変わらないということは、柔軟性を欠いていることを意味する場合さえあるのです。

毎日毎日何とかして生き抜いて、その生き抜く過程で色々と考えながら何かを得たり失ったりしつつ、そしてまた明日を迎える。

その繰り返しの中でずっと昔から考え方が変わらないということの方が「どうかしている」のではないでしょうか。

根本にある本質は変わらなくとも、各論的な部分は変わるはずです。変わらないのだとすれば、それは「生きていない」ことと同じです。

生きることとはすなわち変わり続けることなのです。

変わらないのだとすれば、それは残念ながら生きているとは言えません。

変わることを恐れずに、恥ずかしがらずに、むしろ誇りを持って前に進みましょう。

私が変わったこと、ふと思いつくだけでも3つほどあります。

それは、

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