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読み終わった。

広辞苑くらいある分厚い本だったけど、ほぼ三日くらいで読み終えた。

いや、これ感想難し。

麻耶雄嵩さんのミステリー小説。

麻耶雄嵩さんを読むのは初めて。

SNSか何かで、奇書!って書かれてたので奇書!と思って購入。

読んでる途中は、ん、奇書感そないないで、シンプルに面白いミステリー小説やんか。

と思いながら読んでいたら、ひっくり返った。

後半、後半というか残り三分の一くらいまで読んで、とあるシーンに差し掛かった途端、ページを捲る手が止まらない。

面白いやんかぁ……。

どないなるんよぉ…。

と、ナニワのマダムが冬のソナタ見てる時みたいな気持ちで夜中4時頃まで読み耽ってしまった。

で、ネタバレになるのであんまり書かないようにするけれど、

終わってから考えて、考えた感想を他の感想ブログなんかで見て、あぁ…。

と、納得させられる類のやつ。

俺の読書力、読解力、ミステリ力、キュビズムに対する理解の無さ故に読了後も美味しくしがませていただいているのだろう。

キュビズムの理解のなさに後悔する人生が待っているとは思わなかったな。


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