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YMOのカバー曲つくりについて

私はYMOのカバーが、半ばライフワークの1つのようなものになっている。

やっぱり中学・高校くらいの時になんとかコンピュータを使って自分の手で再現したいって強い思いがあって、それが今まで継続しているっていうことなんだよな。それくらい若いころYMOへの思い入れが強かったってことなのかも。

それまでは、ビートルズとか洋楽を友達から教えてもらってちょこって聴いたり、あとはザ・ベストテンで歌謡曲を聴くって感じだったんだよね。なんで松山千春はベストテンに出てくれないんだああ!とか思ったりしたくちで。確か「長い夜」という曲で初めて出てくれたような。

そういう生活がYMOによって一変したんだよな。

もうそういう系統の曲しか聴かなくなってしまってね。さらに友達から「テクノデリック」「BGM」を貸してもらって聴いてからもう虜になったんだな。散開してからは洋楽を聴いてもテクノやエレポップ系の曲しか聴かなくなったっていう。クラフトワークやジョルジオ・モロダーなんかもYMOにハマったあとに聴き始めたからね・・こっちのほうがパイオニアなんだけども(笑)

話を戻すと、当時のパソコンではやはりYMOの曲を再現するにはHW的に厳しいものがあって、いくら頑張ってもあの音に到達するのは不可能だったんだけど、できる限りのことはしようとしてたんだな。 PSGという3音同時で矩形波とノイズしか鳴らないチップしか積んでなかったんで、それと録音機器(ダブルラジカセ)を使ってダビングして音を重ねるってこともやって、なんとかYMOのライディーンをカバーすることができたんだよね。そりゃまあクオリティは最低だと思うんだけど、そのカセットを友達に聞かせたりとかして満足してたんだな。そんなものを聞かせられる友達の心境はどうだったんだろうか(笑)。

その延長でずっときて、今はもう再現可能なくらいHWやソフトウェアが進化して手元にある状況なんだな。ただ私がそれを使いこなせないってだけで(笑)。音楽的素養や知識がないってのが痛いんだよね・・ さらに言うと、もう誰でも才能と頑張り、そしてちょっとコストを負担すればオリジナルの楽曲を作曲・アレンジ・録音・マスタリングまで一人でできるようになってるんだな。まあ私の場合、その線はないんだけども。

でまあこのRYDEENのカバーも、ものすごい時間がかかったけど、かなりいい感じになってきたっていう思いはある。

しかしやっぱり違う。聞き比べるとオリジナルの偉大さがわかる。

そういう意味でのリファレンスとして自分のカバーを私は聴くことが多い(笑)

さっき「中国女」のカバーも聴きなおしたんだけど、2013年で更新が止まっているんだけど作り直したいなあって思いはずっとあって。布井(江部)智子さんのパートも入っていないし、ギターもちょっと・・って感じなんだよね・・偉大なギタリスト、高中正義さんのギターパートなんて、そもそも再現できるはずもないんだけど・・

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