見出し画像

『軋轢』(あつれき)は軋轢では無くFRICTIONだった、フリクションの1stアルバム

1980年4月にリリースされたFRICTIONの1stアルバム、邦楽ロック名盤ナンチャラとか、日本のロックアルバムトップナニナニとかで常に上位に位置する名盤です

通称『軋轢』(あつれき)正式なアルバムタイトルはなくFRICTIONと記載されているだけで、帯に『軋轢』と記されている為それがアルバムタイトルのようになっている

1st.アルバム『軋轢』、シングル「I Can Tell」は共に坂本龍一のプロデュース
因みに坂本龍一は東京藝術大学音楽学部、ツネマツマサトシは東京藝術大学美術学部卒

坂本龍一が演奏しているのは” I Can Tell”のスネアと一緒に鳴っているシンセサイザー音のバン!っていうバケツ叩いてるみたいな音のみ、” No Thrill”のシンセサイザーはレックが弾いている

坂本龍一の役割は、スタジオやエンジニア、機材の手配、主にドラムの音作りだった、レックによると、もっとこういう音にしてくれっていう所で坂本龍一は随分動いてくれた、自分達がこういう音が欲しいっていう時に分かんないから、坂本龍一が一生懸命エンジニアと一緒にこうじゃない、こうじゃないかってさ、その音を拾ってくれた

レックは坂本龍一に演奏させなかった、レックによると、坂本龍一が一杯やりたがって、例えばシンセサイザーをちょっと入れてみてて、これもやっちゃおうかみたいなさ、ノッて来ちゃうとね・・オレ、入り込ませなかったもの、それ、もういらない、いらないって言ってさ・・・

収録曲
A-GAS
オートマチック・フラ
I CAN TELL
100年
CRAZY DREAM
CYCLE DANCE
COOL FOOL
NO THRILL
BIG-S
OUT

レコーディング時メンバー
レック – ボーカル、ベース、ギター
ツネマツマサトシ – ギター
チコ・ヒゲ – ドラムス、サックス

アルバムskin deepはSpotifyにあります

森脇真末味の漫画、緑茶夢の”ファンレター”の中で、ギターの鈴木が着ているTシャツに軋轢って書いてあります


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?