見出し画像

全統マーク2回 第6番のA

第6番Aはまず、テーマを確認すると、性別とリーダーシップになっています。これは時代の推移とともに、リーダーシップは男性から女性へと変化してきていることを意識するべきなのかなと。そして各設問に目を通すと、問4は要約なので最後に回し、問3な5段落なのでこれも後回しですね。問2の設問は、「女性は職場を早く離れる。そして〜の後で戻って来る」なので、これは「出産・子育て」であることは、常識で判断できるかなと。選択肢④は、「子どもが就学して」のイメージなので、本文を読まずに、④が正解でよろしいかと。そして問1を見ますと、設問は、「女性管理職の割が低い理由」が質問されています。これも、選択肢に目を通します。

選択肢①「社会システム」
選択肢③「学歴の違い」

②④は論外なんですが、③もないですね。近年は、男子も女子も大学に進学するので。それでここも本文を読まずに①でよろしいかと。急ぐ場合は、本文を読まずに、消去法を使って推測するのも良いですね。ただし、それなりの予備知識は必要なんですけどね。

ここまで、問4から遡って設問を見ているのですが、問1は①で、問2は④でマークしておきます。それで5段落の主張なんですが、ラスト4行を読みます。内容は、女性の考え方を採用しない社会は良くない、みたいな感じですね。つまり男性主体の社会に対するアンチテーゼがテーマなんですね。それを踏まえて選択肢を目を通します。

③「議論が活性化する」
④「年功序列制度が崩壊する」

①②は論外なのですが、③は最終段落に書いてあります。選択肢③の中の「vigorous」は、最終段落の最終行の「stir up」ですね。つまりディスカッションが白熱するとか、活性化するとか、ということです。鶴の一声で決定がなされる結論ありきのミーティングは、得をするのがごく一部の人間に偏るため、社会が腐敗します。いわゆる出来レースですね。そこに女性の新鮮な意見を吸い上げることで、状況は変わるということです。それでは問4のタイトル問題を。  

選択肢③「女性の考え方を尊重するべきだ」
選択肢④「ある分野では女性の意見は必要だ」

①②は論外なのですが、③は最終段落に書いてありますね。④は、部分的には、というところが駄目ですかね。女性の意見は、全ての分野において、参考にしたいイメージなので。

ということで、本文は5段落しか読んでないんですね。社会問題は、予備知識を活用すると、こんなにも時間短縮しながら、速く正確に解答ができるので、是非とも、英語と政経を同時進行で学習していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?