見出し画像

SFC自動車通学 入門 【自動車通学歴10ヶ月が語る】

※この記事は2022年時点の情報です。今後更新される可能性があります。参考程度にご覧ください。

どうも、SFC19入学で4月から遂に4年になるたけまつ(twitterID:@_TM_SFC)と申します。

スクリーンショット 2021-07-20 11.36.24

この記事は極めて僅少ながら毎年細々と需要が存在することに期待して、「SFCに自動車で通学したい!!!」という方のために、自動車通学歴10ヶ月になる私が書き残しております。


SFCに自動車で通学できるの???


できます。学生でも、趣味以上に現実的なコスパ感で自動車通学はできます。
何故コスパが良いのかと言うと、神奈中バスの運賃が湘南台駅西口-慶応大学間というわずかな距離に対して片道220円と極めて割高だからです。これに加え、バス定期の割引率が鉄道定期に比べてかなり微妙で、1週間に4日以上往復しないのであれば毎度運賃払った方が安いというコスパの悪さだからです。
なので、私の場合は「駐車場代+ガス代<鉄道・バス定期代」を実現できています。

SFCの駐車場


SFCの駐車場は、大別して2つの選択肢があります。そのうち、学生が使えるのはコインパーキングか学期契約の駐車場です。
体育館前やκειο各館の裏側にある駐車場は全て教員・職員用で、学生が使うことは基本的にできません(博士課程の人が教員側になって使えるみたいな話があるらしいですが、そのレベルはよくわからんので割愛します)。
※この章はかなり詳しく書いてますが、まだ検討中という人は飛ばしてもOKです。ここが良い!に飛んでください。

コインパーキング


SFCの北門手前、ロータリーの向かい側のこ↑こ↓にコインパーキングがあります。かつては隣にスルガ銀行藤沢支店遠藤出張所がありましたが、廃止・解体されました。

30分200円、24時間最大1000円で使用できます(21年秋までは上限がなく無限に課金されてましたが今は最大額があります)。30台ぐらいのキャパシティがあったはずです。
ド田舎の遠藤にしてはえらく高級な車が集まることで有名です。SFCとはいえ腐っても慶應

画像1

画像2

画像3

週に1、2回、研究会1コマ等のために通学する人にとっては選択肢になりうるでしょう。1コマ=90分+移動時間で200円*4=800円の駐車料金です。が、湘南台方面のバスが往復440円なので、鉄道定期を買わず片道300円程度かかる距離以遠(小田急だと相模大野・町田、相鉄なら二俣川あたり)であれば、燃費とガス代次第で黒字を出せます。
黒字にできなくてもわずかな赤字なので、後述するメリットに照らして許容して良い範囲と言えるでしょう。

また、湘南慶育病院のコインパーキングは来院者でなくても使えますが、30分200円上限なしなので放置すると値段がどえらいことになります。気をつけよう。
(周辺は幹線を外れれば広くて交通量僅少な道路ばかりなので、多少なら路駐をキメても法的には問題ありませんが、大学に苦情が飛んでくるので絶対やめてね!!!)

学期契約の駐車場(以下、湘コミ駐車場)


2022年現在、SFCの敷地の周囲4箇所に額面の異なる学期契約の駐車場があります。これらは湘南コミュニティという、学内の清掃等の業務を請け負う営利業者(株式会社)が提供しているものです。

各学期末(9月・3月)を末期として、期間中いつ契約しても末期までの契約をします。契約金は1ヶ月あたり3段階(初旬・下旬・中旬、それぞれ1000円ずつぐらい違う)あり、4月1日から9月30日まで契約するなら満額、6月15日から9月30日まで契約するなら6月中旬料金と、かなり細かく値段が設定されています。中途契約がしやすいという点ではとても親切ですが、夏春休み関係なく末期までの契約となります。休業期間関係なく設定されているあたり、SFC研究所所員や院生をメインのターゲットとしている感じがしますが、学部生でも免許さえ持っていれば契約可能です。

各駐車場は安い順に、
J駐車場:学期満額21,000円(まるたかの向かい側にある)
A駐車場:学期満額24,000円(ロータリー最寄り、かまぼこハウス横)
G駐車場:学期満額27,000円(中高の横、バイク駐輪場隣)
F駐車場:学期満額30,000円(研究棟Δ館・大学院棟τ館すぐ裏)
の4箇所です。かつてはもっとたくさんあったらしいです。地図はこちら↓

画像4

契約する際は、学生証、印鑑、契約金(現金のみ)、車検証orナンバープレートのメモを持って、α館(事務室棟)入って右奥、プリンターや自販機があるところの反対側の廊下を進んだ先にある湘南コミュニティと備品課が入居している事務室に赴いて契約します。受付時間は事務室営業時間に準じているはずです。オンライン手続きは(少なくとも現時点では)できません。
契約すると駐車証がもらえます。これを車のフロントダッシュボードの見える位置に貼っておくことが駐車の条件です。これがないと巡回に来た警備室のおじさんに警告書を貼られます(違法駐車もまぁまぁあったらしい)。

バイク駐車場はあるんか?


なお、G駐車場横にあるバイク駐車場も湘南コミュニティの管轄です。バイク通学を考えている方も駐車場契約の手続きは同じはずです。料金は担当の方にお尋ねください。二輪免許持ちの方は、燃費的に車より更にコスパに適う通学手段になると思います。

自動車通学のここが良い!


自動車通学のメリットをご説明します。

①満員電車やバス列とは無縁!!!
この記事を書いている時点で、私はコロナ前の生活を体験した最後の世代となっている(留年休学勢を除く)わけですが、SFC行きのバスは大変混みます。細かいこと書くと下記の通りです。
湘南台-大学間のバスは、通常バス・各停運転の湘23、湘24、湘19系統と連節バス・急行運転の湘25系統がありますが、例えば2限=11:10に間に合う電車とバスの接続は、湘南台駅10:47発の湘23しかないんです。この直前、10:39に新宿からの快速急行、10:43に藤沢からの快速急行が到着します。特に新宿からの便は、新宿09:49、町田10:20発で、2限に行きたい多くのSFC生を集めます。従って、この両便から到着したSFC生が10:47発の湘23目掛けて列をなすので、地獄の様相を呈します。これは2021年11月改正のダイヤなのでアフターコロナは増便があるかもしれませんが、仮に上記のダイヤにコロナ前の人流を突っ込んだら、間違いなく相鉄の改札まで塞ぐバス列が発生します。当然2限になんか間に合いません。
SFC生は中途半端に田舎のボンボンなので車内の詰め方が甘く、まぁまぁストレスフルでした!!!
電車も電車で、基本的に新宿駅から座るのでない限りは立って待ちになります。運が良ければ登戸、町田、大和あたりで乗り換え客に代わって座れますが、毎日まぁまぁ長距離の通学を立って過ごすのはかなり苦痛です。

その点、車は自分だけの世界ですから極めてストレスフリーです。ラジオや音楽をかけるなりして、極めて悠々自適!!!コロナ中はマスクを着けなくて済むというのもメリットですね。私はメガネなので、冬場なんか曇って仕方ないのですが、自家用車なら誰に感染させることも気にする必要ありません。

②荷物の運搬が楽!!!
人によってはかなりメリットになるんじゃないかなというのがこれ。荷物の運搬です。
私は公務員試験のために大量の予備校教材を背負って大学に来るんですが、これがものごっつ重くて、とても電車・バス・徒歩では耐え難い。その点、車通学であれば、勉強場所と駐車場間の移動しかありませんから、とても楽です。上記の通り、公共交通の着席事情は必ずしも良好ではなく、図書・教材以外にも楽器や音響機材等を持ち運びする人にとっては注目すべきメリットです。

他にも、例えば公認団体(サークル)は事前に申請すればキャンパス内に物資搬入出のため入構することができます。これを使う団体は滅多にありませんが、誰かが車通学してるとなれば、団体にとっても選択肢が増えるのではないでしょうか。
特に雨の日はこのメリットが際立ちます。片手に重量物、片手に傘を持って濡れながら帰宅って嫌でしょ???

③道中の立ち寄りがしやすい!!!
私は毎日大学帰りに道中のスーパーに寄って夕飯を調達しています(一人暮らし)。地味に嵩張る食品を手持ちする必要もなく、冷凍物も迅速に運べます。一人暮らしでも実家暮らしでも役に立つので、生活上の利便が期待できます。
鉄道・バスでも駅の近くに鉄道会社系列のスーパーがあることは多いですが(東急ストアとか相鉄ローゼンとかですね)この手のブランドスーパーはどうしても割高です。その点、基本車で行くような立地にあるサンワスーパーやマルエツは比較的安く、惣菜の割引等も比較的早い時間から行われるので、生活費圧縮効果もあります。

スーパーに限らず、例えば心身ともに冷えた日には銭湯/温泉に寄ったり、病院や薬局に寄ったり、場合によってはバイト先(家庭教師先とか)に直接乗り付けることもできます。結構選択肢が広がって良いですよ。

④終電・終バスが無視できる!!!
SFCはまぁまぁ終バスが早くて、湘南台方面は平日22:56、土休日は20:13。辻堂方面に至っては平日こそ22:14ですが土曜は19:18、日祝は18:36最終です。早くね???
これもポストコロナダイヤに改正される可能性はありますが、とはいえ研究やサークルの練習等を遅くまでやっていると平気で過ぎる時刻です。
その点、自家用車はこれらの制約がありません。深夜3時だろうが車は出ます!!!
また、春夏休みの期間は昼間も結構大幅に減便されます。神奈中も無人のバスを走らせたくはないですから。コロナ効果もあり、一時期は平日毎時4本、土曜は毎時3本という状況になったこともありました。うまく分散していればいいですが、18:08発を逃したら次は18:46まで無いというクソダイヤもありました。その点も車は思い立った時が発車時刻なので、タイムロスがありません。

⑤楽しい!!!
運転楽しいだろ???いろいろメリットを述べましたが、正直それでも敢えて自動車通学をしようという人は運転が好きな人だと思います。だって運転楽しいもん!!!
私の車はフォルクスワーゲンのポロ、普通のコンパクトカーですが、私の知る限り、SFCに通学していると見られる車は走りの楽しさに重きを置いた車も多く、Audi Q8とか、トヨタ・ランドクルーザーとか、ベンツ・CLSとか、極まったものだとアストン・マーティンのハイパーカーが登校しているのを見たことがあります。名だたる高級車が初心者マークを引っ提げて集まるSFC、カオスでおもろい。
…車のヲタクを出してしまいましたが、フィットやワゴンR等の庶民的な車の方が多数派なので、恐れることはありません。いつか遠藤を走るロールスロイスを見てみたい。

自動車通学のここがダメ!


自動車通学のデメリットをご紹介します。

①移動中の自由がない!!!
車はどこにでも行けて便利ですが、自分は運転という作業に拘束されるというデメリットがあります。たとえば鉄道なら、落ち着いた環境さえあれば読書をしたり、空いていればPC作業も不可能ではありません。車ではそれらの「移動中の自由」が一切許容されていません。
オンライン授業時代には、運転しながら受講という芸当をやったこともありますが、授業スライドは見れませんし、学習効果がとても低いのでお勧めできません。

②維持コストがまぁまぁキツい!!!
車の維持に金がかかることは長らく言われています。自動車通学の場合、駐車場代・ガソリン代・任意保険代・車検代+場合によっては高速代がかかります。正直でかいです。
後で私の実例を紹介しますが、電車・バス定期代で足が出ないのはせいぜい駐車場とガス代ぐらいです。保険料・車検費は車によってピンキリですが、なかなか…。
昨今はサウジが意地悪するせいでハイオクが185円/Lほどに高騰していて、尚のことコスト高めです。
実家の車を動員できる方は保険・車検はなぁなぁで負担せずに済ませられますが、自分で車を買う・維持するとなると、毎年決まった時期にしっかり金がなくなります。KINTOみたいなサブスクはソリューションとして1案ではありますが、全部コミコミで黒字にするのは結構難しいです。

③酒が飲めない!!!
あなたの車でサークルのメンバーを飲み屋に連れて行ったとしましょう。あなただけは酒を飲めません!!!コロナ中はどっちみち団体の飲食活動は禁止されていたので何もありませんでしたが、平時になると地味に気づくデメリットになるかもしれません。

④渋滞、害悪ドライバーと戦わされる!!!
避けられぬ運命です。私の場合、往路は60分足らずに行けますが復路は必ず70分はかかります。なぜなら18時-19時の帰宅ラッシュ時に県道42号や国道246号を通過するため、しっかり渋滞しているからです。
特に18時台の県道403号の遠藤-藤沢警察署前間や、県道42号の綾瀬市内区間なんかはよく混みますし、国道246号(厚木街道)と国道467号(藤沢街道)は時間を問わずいつでも混んでます。東名を通る場合も、しっかり渋滞の名所大和トンネルを通過します。
混み始めると目立つのが、無理な割り込みやイエローカット、右折車線からの直進、車間距離不保持などの交通違反。県道42号なんかは割と高規格な道路なので、わずかな青信号の間に飛ばしたがりが結構いるんですよねぇ…。この前は右折車線で3両自走不可の玉突き事故をみました。時間に余裕を持って安全運転をしましょう。

実際のコスパ感


さて、ここまで良し悪しを語ってきましたが、実際のところ自動車通学は理に適うのでしょうか。結論から言うと、「条件が揃えば時間・値段的にベストな選択になりうる」という感じです。逆に言えば、「条件が揃わない限り必ずしもベストとは言えない/趣味的な選択肢になる」ということでもあります。

私の場合、下記のようなプラスの条件があります。

自家用車を使える(保険料・車検費は自腹切らずに済む)
自宅が駅から多少距離ある(徒歩10分では間に合わないぐらいの距離です)
荷物が多く、通学の道中ほぼ必ず買い出しにも行く
夏・春休みも半分以上は通学する

他方で、マイナスの条件はこんな感じです。

車の燃費があまり良くない(ハイオク、頑張っても15km/L)
最寄駅が快速急行停車(徒歩やバスを加味しても鉄道に時間優位がある)
渋滞多発地帯を回避できない経路

以上を踏まえて、費用効率と時間効率を基準にコストパフォーマンスを確認します。

費用効率

まずは費用効率を見てみましょう。私の通学距離(自宅-SFC)は往復で約30km、所用時間(実績値)は45-70分程度です。
燃費が15km/l、最近のハイオクが180円/Lぐらいなので、往復360円。バスの通常往復運賃が440円なので、定期券があってもおそらくこれより安くはできません。この時点で、単独往復の費用は車が優位です。

駐車場は湘コミA駐車場で、6ヶ月あたり24,000円。1週間のうち平均4日通学すると仮定して、6ヶ月=180日*4/7=約100日、従って1日あたり240円。これだけ利用すればコインパーキングより遥かに安いことがわかると思います(滞在時間は11時~18時ぐらいです)。
6ヶ月あたりの燃料費は、360円*100日=36,000円。6ヶ月あたりの駐車場代+ガス代は2.4万+3.6万でちょうど6万円と出ました。

比較対象として、中央林間-湘南台の大学生定期運賃は6ヶ月で18,630円。湘南台駅西口-慶応大学本館前の大学生定期運賃は6ヶ月で42,340円。合計60,970円で、ギリギリ車の方が安上がりになっているものの、ほぼコストに差はありません。
ハイオクガソリンがせいぜい165円/Lだった頃は、1日の燃料費が330円、100日で33,000円、駐車場込み6ヶ月費用が57,000円だったので、燃料代高騰がまぁまぁ響いています。ハイオク、高いンゴ。
例えばレギュラーガソリンで25km/Lぐらい出るプリウスだと仮定した場合、6ヶ月燃料費が2万円以下になるので、だいぶ安上がりになります。燃費ってのは偉大だなぁ。EVだと尚のこと安上がりになりますが、湘コミ駐車場に充電設備は無いので電欠にご注意です。

時間効率


次に時間効率です。先ほど、車での通学所要時間は45~70分と書きました。時間帯によりけりですが、全て一般道で、混雑する経路は小型車であることを活かしてROJIURA EXPRESSを繰り広げることもあります。これと徒歩・電車・バスの経路所要時間を比較してみます。

自宅から中央林間駅までは約12分です。
中央林間から小田急で藤沢方面へは、快速急行が毎時3本、それぞれの間に各駅停車が2本ありますが快速の直前の便は大和で追い抜かれるため、実質毎時6本、待ち時間は平均5分とします。
中央林間-湘南台の所要時間は快速急行で11分、各駅停車で17分。鉄道の所要時間で平均値を取ることにはあまり意味がありませんが、計算のため平均14分とします。
バスへの乗り換え待ち時間は極めてまちまちですが…算定根拠がめんどいので、毎時5本あるとして、12分のインターバルを取って平均6分とします。
湘南台駅西口-慶応大学本館前は10分となっています。ただ、18時台の駅行きは30分かかることもあるので、ちょっとムラが多いです。仮に平均15分とします。
以上を合計すると、所要時間合計は52分でした。

平均値を取る方法でやってみましたが、毎日同じ電車・同じバスに乗れるとなったらもっと効率化する余地がありそうなもんです。
1015出発→中央林間1028→1040湘南台、1047バス→1057本館前とすれば45分未満で到着できます。小田急快速急行の爆速っぷりが輝きますね。

以上の算定によれば、基本的には公共交通の方が所要時間は短いと言えます。負けた。

ただ、例外的な条件が揃うと案外そうでもない場合もあります。例えば21時台のバスは2本=30分おきで、上記の計算方法だと15分待ちになります。2021年の夏休み中は1本バスがでたら次は40分後という事態があったので、その場合は20分待ちになります。そうすると、実は車もいい戦いを繰り広げられるケースが増えてきます。特に21時台にもなれば道路も空くので、幹線道路を飛ばして40分台で帰宅ということもできました。私の場合はこれらの例外に該当することがあるので、その際には車のメリットが際立ちます。

総論・所感


ということで、車通学はやっぱり「そこまでコスパに優れているわけではない」という結論になったと言えましょう。
ただし、費用と時間の計算は、重い荷物を運んだり安いスーパーに寄ったりといったメリットを勘案していませんので、それらの生活条件まで含めると「場合によっては費用対効果に優れる」と言えるでしょう。

車通学がコスパに優れるためには、①自宅の立地条件と②通学頻度が大きくものを言うと考えられます。①は自宅が駅から遠いほど車が優位に、②は多すぎても少なすぎても公共交通が優位になります。
まともな計算をしたわけではないですが、次の地所であれば車通学の便利さが際立ちそうな気がします。

画像5

SFCからの距離はあまり関係ないと思われます。要は、定期の割引率が良くて速度の速い鉄道の交通網から遠ければ遠いほど車の優位性が高まると考えられます。これらの範囲内に実家のある方はおそらく自家用車を持っている例が多いんじゃないかなと思います。
あるいは鉄道から遠ければ遠いほど賃貸の家賃は下がる傾向にあり、相当田舎にいけば駐車場無料のマンション等も月額3~5万円ででていたりするので、車さえあるなら一人暮らし&車通学も現実的に可能な場所があるかもしれません。市内に鉄道がない綾瀬市や鉄道から遠い藤沢市宮原、鉄道がSFC方面へのアクセスに弱い寒川町あたりはこれらに該当します。

お断り


以上の計算は、学期契約の駐車場を使い、180円/Lのガソリンを15km/Lの効率で食べるワーゲン・ポロに乗って、春夏休みも含めて週に4日、往復30kmの距離を通学するという事例を前提に紹介しています。ご自身の事例に当てはめる場合も計算方法は参考にしていただけますが、個別の事情に合わせてご検討ください。
特に、コインパーキングを使って週1、2回通学するといった場合には条件が大きく異なります(1回あたりの駐車場代が跳ね上がる)。基本的に費用対効果で公共交通に勝てなくなるので、かなり趣味的な選択肢になると考えてください。
また、任意保険料や車検代は私の場合だから度外視できています。厳密にコスパを確認する場合は、これらにもご留意ください。
最後に、公共交通機関は極めて安全に運転されていますが、自分で車を運転する場合はその限りではありません。事実、少なくない頻度で歩行者や自転車の飛び出しなどのヒヤッとする事案に遭遇します。令和2年の交通事故統計によれば、10代では10万人中1000人=100人に1人、20代前半では10万人中600人=約180人に1人の割合で、交通事故の第一当事者(最も過失の重い者)になっています。くれぐれも注意して、安全に運転をしてください。

まとめ


長々と書いてきましたが、基本的には以下の通りのことが言えると思います。

自動車通学のコスパは、公共交通と同等か、若干下回るぐらい。
しかし、現実的な範囲内の出費であり、人によっては余りある利便がある。
自動車通学は楽しい!!!

これを機に、あなたもSFC自動車通学を始めませんか???

画像6

画像7

また、湘南自治会では新歓期にはさまざまな新入生イベントを行う予定です。

湘南自治会の新歓Twitter
及び
湘南自治会のTwitter,Instagramをフォローしてお待ちください。

(質問等ございましたら、新歓イベントなどで直接してもらう or Twitterなどでお声がけください)


第一弾:失敗しない!1春履修の組み方

第二弾:やらかし防止!1春履修いつまでに何するかまとめ

第三弾:〜対面時代の生き残り〜 SFC19が教える湘南台美味しいお店まとめ

第五弾:〜SFCの履修は罠だらけ!?〜踏み外すな履修確定までの道!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?