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【「研究会」ってなんだ?】SFCの研究会について調べてみた

📍 はじめに

みなさんはじめまして。 湘南自治会1年のLunaです🌝
期末テストも近づき夏休みを射程圏内に抑えたところで、1年生のみなさんも、そろそろSFCでの生活に慣れてきたのではないでしょうか?

タイトルにもある通り、今回はSFC独自の魅力と言っても過言ではない「研究会」について、基本的な情報をまとめてみました。

「気になる研究会はあるけどどうしたらいいかわからない」「そもそも研究会の仕組みがわからない」 「何から始めればいいかわからない」 というような気持ちを持っている人に向けたものです🙂

「どんな制度だったかな・・・」と情報を確認したい人も、2022年現在のひとつのまとめとして目を通すのもアリです!!

なぜ私がこのnoteを書いたかというと、私自身が「SFCに研究会の選択肢がありすぎてどうやって選ぶのがいいのかわからないなー」 と思ってしまったからです。

入学前から研究したいことがあった人や研究したいことが既に定まっている人でも、SFCで授業を受けてるうちに研究したい内容が変わったり、思い描いていたものと現実の乖離があったりして、なかなか一筋縄ではいかなかったりしませんか? わたしはそうでした。

そんな中、まずはすこしでも「研究会」というものへの理解度を上げるために、この記事を読んでいただけたら嬉しいです。
そして、「いつまでに」「どんな手順で」研究会を探せばいいかを考える1つの手立てとして参考にしていただけると幸いです!

「研究会」について、わからないことがあれば、湘南自治会と一緒に解決していきましょう。

お問い合わせはこちらから 研究会お問い合わせ用Google Form

それではいきま〜〜〜す!

📍 研究会とは

SFCと研究会、それは切っても切り離せない存在であり、SFCでしか経験できない特色の1つです!

研究会では1つの研究題材を極めることはもちろん、自分の興味範囲によっては本来であれば交わることのなかったふたつの事柄を組み合わせて自分にしかできないオリジナルの研究に励むこともできます。

研究会の履修を通じて「卒業プロジェクト」に向けて、教員と学生が共に考えながら、多様な課題に取り組んでいきます。SFCでは「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことができる、「未来の先導者」を育成、輩出することをめざしています。それを実践するための「研究会」は単なるゼミのような勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われています。それらに参加して実社会の問題に取り組むことによって高度な専門性を身につけ、自らの「未来創造の成果」として、また、自らが未来へ前進するときの「自分自身のプロポーザル」として、卒業プロジェクトを作成します。そのため、両学部ともカリキュラムの核となるのは「研究会」です。

SFC GUIDE, 2022, p26

📍 研究会と卒業プロジェクト

「研究会」を中心とするSFCでの学習の成果として、すべての学生は、卒業までに、論文の執筆や作品の制作などを行います。(中略) 卒業するためには、「卒業プロジェクト1」および「卒業プロジェクト2」を履修し、単位を修得することが要件になっています。卒業プロジェクトは、自らの研究として取り組んできた各種プロジェクトをまとめ上げる段階であり、通常は2学期間以上かけてメンターとの対話を行いながら進め、論文や作品など実際の研究成果物を作成し、評価・認定を受けます。

https://www.sfc.keio.ac.jp/pmei/curriculum/feature.html#grad_project
Keio University, 新カリキュラムの特徴

つまり、SFCに所属する学生全員が卒業プロジェクトとして、何らかの研究や制作をすることが卒業の絶対条件です。いわゆる、卒論です📝

卒業プロジェクトは1と2で構成されており、同じ研究会に最低でも2学期以上在籍する必要があります。

卒業プロジェクトの指導教員を「卒プロメンター」と呼び、3年生の春学期までに申請することが推奨されています。

🔍 卒プロメンター申請とは 
2021年の情報だと、学期の始まる3、4ヶ月ほど前にGoogle Formを通じて行われる。申請期間は大体1週間前後。4学年進級前の3年生が対象。申請結果はkeio.jpで発表される。

(2022年現在)

自分に合った指導教員を見つけるためにも、早いうちからの関係構築が肝となります。

📍 研究会Aと研究会Bの違い


研究会Aと研究会Bの違い

研究会は、1学期に最大6単位履修できます。 原則は、2年生から履修することができますが、選抜により担当教員に認められた場合のみ、1年生でも1学期に1つだけ履修が許可されます!(SFC GUIDE, 2022, p19)

注意点としては、 1年生だと、AO入試で研究内容を決めていた人などがこのタイミングで研究会に所属することがあります。

卒業要件として必須になるのは研究会A、もしくは、研究会Bで2単位以上取得すればOKです。

組み合わせは人それぞれってことですね〜!

📍 研究会の探し方

研究会の探し方にはいろんな方法があります。類似した研究会を見つけるのにかなりの労力が必要だったりします・・・

ここでは主な探し方を紹介します。 関心のある研究分野や、相性の良さそうな先生を見つけるのに使ってみてください。

1️⃣ シラバス

  • 圧倒的公式情報!

  • 開講教室や開講日時の最低限度の情報はここから

  • 結局はシラバスに書いてあることが公式として出されている情報。マイナーチェンジはあるとはいえ、ここに書いてある情報を参考にしよう

2️⃣ 研究会のホームページ

  • 先生ご自身や、研究会に在籍している人が運営していたりする
    当事者が直に運営していると言うことで、かなり強いリソースとなり、シラバスではわかりえない研究内容をプロジェクトとして紹介してくれてたりする

  • 学期、年度ごとの方針や報告を記載していることもあるから、その研究会ではどんな研究どんな方法で進められているのか活動内容を知ることができる

3️⃣ Twitter

  • 説明会、講演会、聴講の募集などをしていることが多い

  • 前述したHPにも同じことがいえるが、情報がかなり前で止まっている場合があるので、最新情報が知りたかったら直接先生にメールしたり、シラバスをみてみるのがいいこともある

4️⃣ 口コミ

  • 中の人と繋がりを持っていればその研究会の実情がすぐわかる。

  • しかし、所属している(所属していた)人とのつながりを持っていないと、情報にたどり着くのが困難なことも・・・


📍 聴講の機会を利用して相性を確かめる

研究会を選ぶにあたって、「求められる研究時間を確保できるのか?」「思ってたのと違ったらどうしよう」というような感情を抱く人もいるのではないでしょうか。 

もちろん、卒業プロジェクトへ向けて、研究分野を定める必要はありますが、わたしたちも聴講することで、興味のある研究会との相性を図るタイミングはあります。

多くの研究会に聴講する機会があり、わたしたちは研究会の雰囲気や実施形態を探ることができます👀🔍

聴講の種類は主に、

✔️ 単発的に参加するもの
✔️ その学期間を通して参加するもの

の2種類があります。

研究会によって、聴講形態を定めているものもあれば、いずれのかたちであっても参加を認めてくださる研究会もあります。多岐に渡るので、調べてみましょう。

しかし、共通して言えるのは単位取得には至らないということです。 

聴講することで、先生との関係構築のきっかけとなったり、入会後の行動も明確化することができるでしょう!

中には、聴講を許可していない研究会もあるかもしれないので、シラバスなどから先生の連絡先を調べて、連絡してみるのもありです◎!

📍 入りたい研究会が確定したらすること

入りたい研究会が決まったら、実際に行動するのはこんな感じです。(あくまでも1例)

1️⃣ シラバスを確認し、その研究会の募集要項や応募締切をチェック
2️⃣  応募をする研究会にメールを送ったり、先生と面談をしたりする
3️⃣  履修登録(SOLA, SOL両方が基本) 
4️⃣  Finally!実際に研究会で活動できる!

例年、シラバスが発表されてから募集締め切りまで早くて1週間前後、遅くとも2週間で終わるところがほとんどなので、早め早めのうちに気になる研究会の目星をつけておいて準備に取り掛かる方がいいかもしれません!

大まかな動きは、授業の履修登録時と似ています。

ただ、授業と違って、研究会の方が先生たちと密接に関わることが多くなると思うので、聴講制度を利用するなど、すこしずつ距離感を縮めるのもひとつの手だと思いました✏️

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!
すこしは研究会についてのイメージが深まったでしょうか・・・・・?

わたしたち湘南自治会は、SFCの学生とSFCにある研究会をつなげるための企画を計画・進行していきたいと考えています。

「研究会を掛け持ちしている人ってどんなスケジュールなの?」「研究会の◯◯」など、みなさんの疑問に対して一緒に解決していきたいです。

研究会について聞きたいことがあったら、是非自治会まで教えてください!

【注意】
尚、この情報は2022年7月現在のものであり、今後SFCの研究会履修システムに変更がある場合があります!


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