SFCスピリッツ

今村久美さん
(NPO法人カタリバ 代表理事)

 ・今村久美さんは郊外の出身で都会で感じた都市と地方の分断や、表現しにくい分断社会に対して疑問を持ったそうだ。

 ・今村さんの活動を一言で表すならば、「教育を通して見えない分断をなくそうと試みる人」である。ここで言う見えない分断とは、得られる教育の格差による分断である。

 ・今村さんの描く学校像は「親から離れたところでつながりを作れる福祉システム」だそうだ。確かに生徒の親同士が仲良くなって「親から離れた」が困難になることが多い。

 ・カタリバの資金は納税の一部を寄付に回すシステムやサブスクリプション、またユニセフ募金や赤い羽根共同募金から鞍替えで支援を回してくれる人がいる。

 ・カタリバOnlineではZOOMを用いて様々な空間を作っているそう。だから一般的な学校と同じように、勉強のみならず趣味や部活でも人とつながっていけるのだ。

   参考資料 KATARIBA https://www.katariba.or.jp/


渡邉康康太郎さん(Takramコンテクストデザイナー)

 ・拠点を東京、ニューヨーク、ロンドンに持つTakramにて事業開発から企業ブランディングまで幅広く手がけている。渡邉さんの話で印象に残ったのは「人工衛星から和菓子までをデザインする」だ。比喩だとわかっていても本当に幅広く手掛けていると感じた。

 ・渡邉さんは成り行き任せで物事を進めてきたように感じたが、その道中にある転機を見逃さず手放さない点がほかの人との違いを生んでいるとも感じた。考え続ける「弱い意志」×自分の意志と行動の外からくる「偶然」=渡邉さんの思う「未来」を切り開いてきた。この「偶然」をつかむのは偶然ではなく、その人の態度だ。

 ・渡邉さん曰く、新たな価値は「弱いもの」から始まるそうだ。「弱いもの」とは、誤読を許容することだそう。誤読を許容し考え続けることが未来を切り開いていくそうだ。

 参考資料 file:///C:/Users/soram/Downloads/14625.pdf


閑歳 孝子さん 株式会社 Zaim 代表取締役
株式会社 Da Vinci Studio 取締役

 ・閑歳さんの話のテーマは「お金」であった。なぜなら、その使い方によって人生の選択肢が大きく変わるから。そしてその選択肢を広げるためである。お金と個人の幸福の在り方を追求することが結果として個人の可能性を発見し、行動に移す原動力となる。

 ・閑歳さんは転職を複数回経験されているし、学生時代も様々なバイトをし、起業までした。これは社会のいろいろな面を知ることにつながり今の閑歳さんを形成したのではないか。

 ・閑歳さんは、人が選び続ける選択肢(サービス)を自らの手で増やしていくことで、自身の可能性を見つけ行動に移すことが可能と考える。主体的な選択を続けていくことで幸福を生み、また掴むのではないか

参考資料 file:///C:/Users/soram/Downloads/sfc.unicco.20200511-final.key.pdf



柳澤大輔 面白法人カヤック代表取締役CEO

 ・大学の学友3人と起業することを約束してそれぞれ別の道に進む。柳澤さんはサラリーマンに、ほかの2人は院に進学と海外を放浪した。この時決まっていたことは「面白法人カヤック」を作ることだけ。起業したのは話のネタが増えるから!給料はサイコロで決まる!⇒(基本給+基本給×0.01~0.06)この自由さはどっしり構えた何かを感じられるので自分はとても好意的です。

 ・学生時代にやっておくべきことは「物理的な筋肉を伴う訓練とそれの習慣化!」=筋トレ!!だそうです。


千葉功太郎さん (Drone Fund共同代表)

 ・千葉さんは「逆算思考」で考えるのが得意な人だ。明確な目標と期限を設置し、それに向かって頑張ること。千葉さんの目標設定を例にとると、「3~7年以内に○○をする、毎年目標をブレイクダウン、エビ反り曲線を考慮」そして実現させる。

 ・どのように、どんなニューノーマルを作るか。

 ・○○○○字のレポートより1行の文献で伝える。←これは本当に大切なことだと思う!

 ・大学生への金言「簡単な授業はYouTubeで十分、単位を取りにくいものほど重要な授業である」


門松貴さん 内閣官房長官秘書官

 ・「つくる」ために「こわす」 角松さん自身、文転理転を繰り返していた。⇒文系・理系の壁をぶっ壊す!⇒組織の壁をぶっ壊す(内閣、内閣官房)⇒規制の壁をぶっ壊す!⇒「創造」のために改革をしていく。

 ・これらを成すために、「自主的」・「論理的」に学ぶことが大切!!


松尾卓哉さん 株式会社17 / クリエイティブ・ディレクター / CMプランナー / コピーライター / 企画・プロデュース

 ・SFC在学中に様々なお仕事をしていた。⇐ 学生のうちにしかできないことを!!

 ・電通に行くことを目標にしていたので電通に電話をした⇒「電通に行きたいのですが、九州大学とSFCどっちが良いでしょう!」⇒電通の人はこの電話を面白く思ってご飯に行き、様々なアドバイスをした。

 ・「自分を信じる」⇐これは自身が大人になっていくこと。焦らずに自分を耕しておくことで「自分を信じる」ときに信じられるようになる。

 ・孤独を感じた時は、、、100年近く遡るだけで64人の祖先がいることを思い出す!⇐魂の繋がりを感じる。


江渡浩一郎さん 産業技術総合研究所 主任研究員/メディアアーティスト

 ・「多くの人が同意しない未来」を作る。中学時代からモノ作りが好きで、パソコンに興味もあった!⇒大学在学中にSFCのHPを作成した。

 ・江渡さん「イノベーションとは技術の使われ方の革新」

 ・未来はいずれ未来ではなく現在になる。それら未来にことが当たり前になる前に自分のモノにできたら最高じゃない??


平尾丈さん 株式会社じげん代表取締役CEO

 ・学生の時の成し遂げたい「夢」は日本征服!、平尾さん「皆さんには成し遂げたい夢はありますか?」

 ・大切なことは、試行錯誤する時間をとにかく増やすこと。

 ・起業家としての生き方、考え方を得るために新橋で「社長!!」と叫び、振り返った人に話を聞いたりもした。


駒崎弘樹さん 認定NPO法人フローレンス代表

 ・母親から聞いた、「子どもの病気保育のせいで仕事を辞めざるを得ない親がいる。」駒崎さんはこの当たり前のことが許されない社会に対して疑問を感じた。

 ・保育園前で待ち伏せをして保護者さんにヒアリングをした。

 ・テクノロジーの進歩とともにインフラの整備をし、病児保育が新しい職業として認知されるように、そして障がいのある子どもにも保育を得られるように。

 ・はじめてのことを生みだして社会をアップデートすることで、みんなが社会を変えることができる!


小林正忠さん 株市会社楽天共同設立者 同社CWO

 ・テーマは「自我作古」

 ・楽天創業メンバー6人のうちの1人が小林さん。小林さん含めSFC生は3人だそう。

 ・とにかく動き続けて1.1×1.1を続ける生活か、二の足を踏み続けて0.9×0.9を続けるか。やってできないことはない。みんなならどちらを選びたいか。


最後に:これを読んで少しでも感銘を受けた登場人物が1人でもいれば、ぜひその人のことを調べてみてほしい。1人1人が違ったアスペクトを持っていて、みんなの将来に刺激を与えるはずだ。

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