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【懲役339年】頂いた質問②

今回も答えていきますね。

オレンジマンはシナトを友達だと思っていたのか

「良い友になれそうな者を殺すのはこれで二度目だ」
4巻のオレンジマンが、五代目ハローに向けて言ったセリフです。
もちろん、一度目とはシナトの事ですね。
なれそう、という言い方なので、オレンジマン自身はやはり彼らのことを単純に友人だとは思っていなかったのでしょうが、そもそもオレンジマンには心から分かり合えた友人は1人もいなかったのでしょう。
シナト、5代目ハロー、オレンジマン、この3人は確かに本質的に似ている部分がありましたが、オレンジマンと他の2人で決定的に違ったのは善悪というところではなく、孤独に耐えうることが出来たかというところなのかな、と僕は思っています。
自分がおかしいと感じる世界へ抱く、憎しみや歯痒さといったいろいろな感情。そこから起こされる行動の形を見てみると、シナトや5代目たちは、囚人を脱獄させたり、革命を起こしたり、人を巻き込む形のものでした。
これは、元を辿れば人と共感し合いたいという心の働きによるものだと思います。孤独が嫌だから、彼らは同じ境遇の人々とともに、前に進もうとしたのです
対してオレンジマンは、自らの孤独を癒す事にあまり興味がありません。誰にも理解されなくてもいい、そう考えているからこそ、自分1人だけがこの世界に復讐すれば良い、そう考えたのではないでしょうか。
数少ない理解者が現れても、自分にとって邪魔なら躊躇なく排除できる、そういう超然とした精神性が、作中で彼をあれだけの地位へと押し上げたのだと思います。

歴代ハロー達に、収監されていなかった場合の名前はあったのか

特に僕が考えていた設定というのはありませんが、皆それぞれ本当の名前はあったでしょうね。

4巻の6代目ハローの、最古の記憶の回想で、3代目がいなかったのは何故?

これはテンポ的な問題と、一人称を被らないようにしたかったからという漫画のテクニック的な部分が理由です。
なので特に深い理由とかはありません!

5代目ハローの母親はどんな人?

ウマリモが全然ハローに似てませんからね、見た目はかなり5代目ハローに似てたんじゃないでしょうか。
こんな感じ?

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彼女もメーゲンのメンバーですし、リーダーであるウマリモの妻ですから、意志の強い人物だったんでしょう。直情的なウマリモを時に嗜める、冷静な女性だったのだと思います。

メーゲンのメンバーはお互いの身の上話はしないのか

人それぞれではないでしょうか。ただ、やはり同じような辛い過去を持った人たちは多いし、結束力を強める上で、身の上話をすることはよくあったと思いますよ。

5代目ハローの拳銃の師匠は誰なのか

メーゲンのメンバーの誰かでしょうが、特にネームドのキャラクターは考えていませんでした。五部で姿を表さなかったことを考えると、その時点でもう亡くなっていたのだと思います。

5代目ハローが寝ションベンをしたのは何歳なのか

4~5歳くらいでしょうか?
しかし監獄で子供を育てるって大変だ…
作中では登場しませんでしたがハロー以外にも転生囚はいたでしょうし、監獄内で乳児、幼児を育てるシステムは一応作られていたのでしょうね。


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