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ど田舎で新型コロナに怯えてどう暮らすのか。子どもたち2人を守るために。


こんにちは。高知の山奥で家族4人で暮らしているセイカです。

我が家の家族構成は18歳年上の夫と、0歳の娘、2歳の息子、そして私。

新型コロナウイルスがいよいよ全国的に蔓延してきて、この記事を書いている2020年4月4日にも、高知県内でも新たに3名の感染者が出て、県内では26名の感染者(うち2名は重症)が出たとのこと。

幸いにも、私の暮らす地域ではまだ誰も感染者が出ていないけれど、それでも高知県内の人の動きを見ている限り、いつ感染者が出てもおかしくないと思います。

そういう意味では、果たして子どもたちを保育所に通わせていていいのか…という思いがここ最近はずっと抱いたまま仕事に通っていました。

年長さんくらいになれば、手洗いうがいもしっかりできるようになってきたり、自分の体調に関しても言葉で表現してくれたりするけれど、0歳2歳はそうもいかないので、「手洗い・うがい・アルコール消毒」という、そのすべてがない状態でこの実態のみえないウイルスと戦うことになるのです。

そう考えると、万が一、同じクラスに新型コロナに感染した子どもさんがいたとしたら。逆も然りで、うちの子たちがもし感染していて、他の子にうつすなんてことがあったら。

おもちゃや手すり、床などなんでも舐めちゃう年頃の子どもたちを保育所に通わせ続けるのはあまりにリスクが高すぎるなと感じ、夫と家族会議をしました。

しかし、登園自粛をして、自宅保育をするというのはなかなか勇気がいることで、今まで仕事に費やしてきた時間はすべて家事育児に取られるので、仕事に通うことは厳しくなる。ということは、収入面も激減。

それだけでなく、0歳2歳のおむつを履いて、まだ自分のことはほぼなにもできない人たちのお世話をこなすというのは結構心身ともにしんどい。特にワンオペともなると余計に。

なんといっても国が「登園自粛」など呼びかけておらず、自主的にやるということは、再登園するタイミングを自分で見極める必要があり、それもまた難しいポイントだったりします。

そんなこともあって、夫と話し合った結果「収入面は当面はなんとかなるから、家族みんなが心身面で元気に過ごせるように、自分も仕事の休みを増やして、セイカ(妻)の負担も減らす」とのことでした。

その心強い言葉を聞いて、自宅保育に切り替えましたが、幸いにも保育所側も理解があり、また連絡とりあいましょう、という感じになりました。

自宅保育に切り替えてまだ数日ですが、まちがいなく自分の負担は増えたし、自由時間なんてほとんどなくなり、この記事を書いている今もようやく子どもたちを寝かしつけて、眠い目をこすりながら備忘録として書いているものです。

そんな感じですが、でも、子どもたちが家にいることによって、感染リスクはまちがいなく減ったと思うので、その点は安心して暮らせるようになりました。

このウイルスの恐ろしいところって、一度感染したら隔離状態になり、もし死んでしまった場合でも死に目に会えずにお別れをしないといけないところだと思うのです。

いつでも私は最悪を想定しながら、ポジティブに暮らしたいタイプの人間なので、そんなことになりたくないし、やっぱりお金ももちろん生きる上で大事だけど、幸いにも当面働かなくてもなんとかなる環境にはあるので、それならやっぱり「命」を優先した行動をしていきたいな、と。

人口密度の高い都内での感染者数が国内ではずば抜けて増えてきていますが、今の状況下において、地方も「田舎だから大丈夫」「新鮮な空気があるから」みたいな生ぬるいことは言っていられない状況にきていると思います。(あくまでも個人的な所感)

SNSなどでも感染リスクを減らすために、都市部から地方への帰省などは控えるようにというのを見かけますが、それでも全く誰もが帰省しないとも思えないし、常に「最悪」の状況になってしまった場合のことを考えて、今できることをひとりひとりがやるしかないなと感じます。

自宅保育、大変だけど、安心感がそれで得られたのだから、まあよしと思って、外出は最低限に、明日からも子どもたちと喜怒哀楽の感情炸裂で暮らしていきたいと思います。

1日も早い新型コロナの収束を願って。

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