どこよりも早い2021セリーグのペナント予想

ドラフトも終わり、今日(か明日)で巨人も優勝してセリーグの優勝争いは終わる。そこで今回は2021年度の戦力を分析してリーグの展開や最終的な順位を予想したい。

当然ボロボロに外れる可能性が高いが、その外しも含めてあとで答え合わせをして楽しみたい。なお昨日の10月29日時点の順位で作成したのて今の順位とは細かいところで違うかもしれない。

ヤクルトスワローズ 6位→6位 2021予想順位 6位

・楽しみは村上と奥川だけ?
○日本を代表するエース候補、奥川の活躍
×もうこれ以上削れない、あまりに薄い戦力

ドラフトでは慶応のエース木澤を1位指名。しかしヤクルトの現状は投手一人では変えられるものではない。
なにせただでさえ薄い戦力でリーグ最下位なところからエース小川、守護神石山、チームの顔である山田、この3人がFAを獲得し流出危機にある。
また親会社のヤクルトはコロナでも売り上げを伸ばした会社ではあるが、球団フロントも補強にやる気はなく、外国人も悲しくなるメンバーしかいない。補強はソフトバンクホークスのお下がり選手のみ。そしてそれは来年も変わる望みはない。
まず来年の6位は濃厚であり、その中でどんな楽しみかたを見つけていくかだろう。

・ここにも注目!FAの人的補償

広島東洋カープ 4位→5位 2021予想順位3位~5位

・鈴木誠也のラストイヤーを飾れるか?
○崩壊した投手に再建の兆し
×大砲外人加入なしに浮上は難しい

栗林、大道、即戦力の投手を多く指名した。ここには今年カープの崩壊した先発陣を立て直す意気込みを感じる。
しかし広島東洋カープが優勝を争うために必要なのはエルドレッドやバティスタである。攻撃力は
広島、いや日本球界の宝である主砲鈴木誠也はおそらく来年オフにメジャーリーグへ移籍するだろう。
数年後に戻ってくる可能性もあるとはいえ、鈴木誠也のカープの花道を飾りたいがどうなるか。

・ここにも注目! 長野會澤野村菊池田中らベテランの処遇

横浜DeNAベイスターズ 2位→4位 2021予想順位 1位~3位
・戦力層はホークスに匹敵する
○先発
×ラミレスから監督交代でケミストリーは生まれるか

2020も優勝候補であったが、どうも長打頼りの大味な野球や正捕手である伊藤光の二軍幽閉など不可解な采配も多く、勝ちきれなかった。
しかし離脱していたエース今永を中心に東、平良、大貫、伊納、濱口、上茶谷、ドラフト新人の入江など恐ろしい先発ローテーションが誕生しそうだ。
よくも悪くもクセの強かったラミレス監督から新監督になってチームがどう変わるのか?ただ他球団の動向次第だがAクラスは固いのではないか。

・ここにも注目! ソト、
オースティン、ロペス、誰を残すか

阪神タイガース 3位→3位 2021予想順位 4位~2位

・コロナや守乱の2020、厄を払って臨めるか

○新たな大砲佐藤を獲得
×藤川引退、能見福留退団・・阪神らしさって?

Pjとドリスが抜けたところにスアレスがきっちりはまるなどさすがの投手力であったり、ボーアやなどの外人起用に振り回されたが大山が本塁打王を争う成長を見せた阪神。
しかし藤浪のコロナ感染から始まりグラウンド外で話題になった感の2021であった。
また生え抜きのチーム功労者を多くが今年に一度に戦力外となったことで良く言えば血の入れ替え、悪く言えばまとめ役が不在となる。
まぁ続投の矢野監督で原巨人を倒せるとは思えない、しかし大崩もしないので2位から4位を予想する。

ここにも注目!阪急によるオフのコーチ改革

中日ドラゴンズ 5位→2位 2021予想順位 4位~5位
・念願のAクラス復帰もエース大野次第で逆戻り

○ドラフトで地元の逸材を逃さず、充実したファーム
×来年のチームじゃない

2012以来のAクラスに帰ってきた。しかしそれもこれもエース大野の働きがあってこそであり、このナゴヤドームで絶対的投球を見せるエースかチームを去れば途端に優勝争いはおろかAクラスも難しくなる。
根尾→石川→今年の高橋とドラフト1位で多く逸材の高校生を指名。彼らが育つ頃には黄金期・・ただそれはいつかという話である。
主砲のビシエドもそこまで待てるかは分からない。それらを含めて来年のチームではないということで下位予想。

・ここにも注目!次の"黄金期"を担当する監督の動き

読売ジャイアンツ 1位→1位 2021予想順位 1位~2位

○原采配、補強にも熱心な球団姿勢
×菅野の動向。球団がもう再来年を向いている

最多勝の山口が抜けて、FA補強にも失敗したのにも関わらず見事優勝の巨人。
菅野のメジャー挑戦があっても補強次第では優勝争いはできるだろう。なにせこのコロナで多くの他球団は選手を出したがっている。

しかし果たしてその補強をどこまでするかどうかはイマイチ不明である。なぜならドラフトでも書いたが今の巨人は2022に全力をあげており、来年の原監督15年目のシーズン10回目の優勝よりもそちらが優先されるということだ。

ただまぁ原監督だからなぁ。優勝かな

・ここにも注目!新キャプテンは坂本→岡本?

1位巨人 2位DeNA 3位阪神 4位中日 5位広島 6位ヤクルト

手堅くいくとこうなるのではないか


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