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トレ中に発生し易い肘痛や肩痛を未然に防ぐ方法論〜⭐️⭐️本野式タイプ別&動点軸点別パワーグリップ及びリストラップの巻き方⭐️⭐️

 皆様、こんにちは(こんばんは)。筋肥大職人&筋膜連鎖伝道師の本野卓士です。
 いや〜、暑いですね(2023年7月23日(日)執筆時外気38℃・エアコン我慢)
 このままでは、日本は来年から東南アジア認定を受けるんじゃないかな?
 それにしても、デスクに向かって座っているだけで溶けちゃう。。。。
 いや、融けちゃう。。。。解けちゃう?説けちゃう(イントネーション大事)

 ということで、本日は多くのトレーニーさんがお悩み中である「トレーニング時に発生する肘痛や肩痛」についての原因と、そしてその解消方法について「本野式筋膜連鎖トレーニングXY IIZ+G」の視点から解説をさせて頂こうと考え、筆を取らせて頂きました(パソコンを起動させて頂きました)
 尚、「XYⅡZ+G」の「G」は、某昆虫の「イニシャルG」ではなく、しげの秀一先生によるかの名作「頭文字D」のパクリでもなく、皆様がご想像されていらっしゃるGORILLA、そうゴリラのことでもなく・・・・

 「えっ、先生!?Gはゴリラじゃないの?」
 「はい、佐藤くん、GはゴリラのGではありません(佐藤って、誰?)

 Gはですねえ、GIBBONのGです。ギーロッポンではありません。ギボンです。
 日本語にすると「テナガザル」さんのことですね。
 じゃあ、テナガザルの「T」で良くね?と言われてしまいそうですが、Tではダメなんですねえ。え?何故って?
 だって、Gの方がインパクト強めじゃない☺️ ☜どうでもよくね?

 ということで、「イニシャルG」の由来についてここら辺にしておいて、そろそろ本題に入りましょう!!

 長期に渡りトレーニングをされていらっしゃる方の中には、なかなか良くならない慢性の肘痛や肩痛など、多岐に渡る「関節痛」に悩まされていらっしゃる方も多いのではないかと思います。特にコンテストシーズンなど、トレーニング頻度が高い時期などはその痛みが増幅されたりもするのではないかと想像できます。
 で、これら「関節痛」の原因となる要因ですが、正直、たくさんあると思います。そして「原因」はたくさんあれど、結果的には「関節に過度な負担がかかっている」というひとつの要因に収まると思うのです。
 ということは、その改善方法も多岐に渡るとは思いますが、結果的には、目的はただ一つ、ということになりますよね。
 昨今流行りの「関節へは負担をかけずに、筋肉に負荷を乗せる」というアレです。(「アレ」一択)
 で、その方法論についても世の中にはたくさんあると思いますし、本野式筋膜連鎖トレーニング中の理論の中でさえも、技術的には改善点(関節に負担をかけないフォームへの改善)が数え切れないくらい出てきてしまうでしょう(片手で数え切れるほどの技数しかないのに大風呂敷を広げてみた)

 で、今回は(で、を頻発するのは、別にフランス人が好きだからというわけでもない。DE、実は好き)、その中でも、どなたでも手軽に楽しんで頂ける技術をひとつご紹介させて下さい。

 そう、関節に負担をかけずにトレーニングを行う手段の一つとして「各関節の回転及び回旋方向に逆らわずに動く」ということが挙げられるかと思います。
 そしてもちろん、その方法にもいろんな理論や意見があると思います。
 なので、今回は各動作における「肩甲骨のピン留め位置&ピン留め方法」を的確なものへと導いてくれる「パワーグリップやリストラップなど」の巻き方について、「本野式タイプ別筋膜連鎖」を用いて解説させて頂きます。
 尚、「タイプ別」にてリストラップの巻き方を変えるという方法論は、既に廣戸先生や三土手先生など「4スタンス理論」様の方にて発表をされていらっしゃる様子ですので、両先生方のお教えも学ばれるとより知見が深くなり、とても良いかと思います。
 私の方でも一部、両先生方の内容と重なる部分もあるかとは思いますが、肩甲骨のピン留め方法に若干の違いがあることや、同じタイプでも使用する筋群がその人にとっての「軸点筋群」と「動点筋群」で「巻き方が違ってくる」とい現象に重点をおいておりますので、また違った角度からお楽しみ頂ければと思います。

 さて、それでは先ずイメージをし易い様にお写真をば。

パワーグリップ内巻き


パワーグリップ外巻き


リストラップ内巻き


リストラップ外巻き

 ということで上から「パワーグリップ内巻き」、「パワーグリップ外巻き」、「リストラップ内巻き」、「リストラップ外巻き」という順になっています。
 「内巻き」というのは「手の甲を上にした状態にて小指側から親指側へと反時計回転に巻く方法」であり、「外巻き」はその逆で「手の甲を上にした状態にて親指側から小指側へと時計回りに巻く方法」となります。
 尚、パワーグリップ系では「ゴールドジムブランド」さんのものはデフォルト設定が「内巻き」となっておりますが、コブラグリップさんなど一部のブランド商品では同設定が「外巻き」となっているものもありますが、どちらにせよ手首部に表示されております「RIGHT」「LEFT」はあまり気にせずにお使い下さい。
 これね、当初、非常に不思議だったんですよ。え?何がって?
 だって、ゴールドさんのは内巻きなのに、コブラさんのは何故、外巻きなの?
 リストラップも、全種目内巻きで行われるチャンピオンもいれば、その逆で全て外巻きでトレーニングされるチャンピオンもいらっしゃる🧐
 はて、なんでかなあ、と🤔
 特に同じ筋膜連鎖タイプなのに巻きが全く逆で、それでいて両者ともに日本チャンピオンというケースまで発生していることに気づき、ようく観察をしてみたのですよ。
 そうしたら、あることを発見致しました🤗
 そう、皆様のご想像通りに「両者のストロングポイントとウィークポイントが、動点と軸点で見事に逆になっている。そして更には、その両者の身体を重ね合わせてみると、なんとウィークポイントが無いパーフェクトな身体になる」という事実でした。
 ということで、早速、自分自身、そしてうちのクライアント様の中でも特に身体反応が優れている各タイプのトップ選手にご協力頂き実験開始!!
 そして、こちらも皆様のご想像通りにパーフェクトな結果が得られました。
 特に驚きましたのは、同じストレートバーベルカールやライイングエクステンションなどのエクササイズにて、リストラップの巻を変えるだけで、片や肘に痛みや違和感が出るのに対して、もう一方ではなんと全く痛くもなく違和感も出ないという。
 これね、リストラップの巻きを変えることで肩甲骨のピン留め位置とその方法を正しく行える様になるからなんですよね。そうすることによって、体幹が安定するだけではなく、肩関節&上腕骨が作る回旋及び、上腕骨&前腕による回旋方向が正しく補正されるからと私は考えております。

 ここまでの内容で、既に私の過去NOTEをお読み頂いた方やセミナーをご受講下さった方、そして4スタンス理論さんなどにてリストラップのタイプ別巻き方などを学ばれたことのある方は、おそらく私がこれから提唱させて頂く「タイプ別&動点軸点別」についてもうその答えが解ってしまわれたかと思いますが、それではいよいよここから先では、「本野式」における「タイプ別&動点軸点別・関節の負担を軽減する巻き方」について、再度各タイプの「動点筋群及び軸点筋群」に触れながら徹底解説をさせて頂きたいと思います。

 それでは皆さん、準備は良いですか!!レッツ・筋肥大!!

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