22歳、修羅

僕の勤めている会社というのは
3大〜にも準大手の枠組みにもないコアな証券会社で、関西には2支店しかない。

僕がこの会社に入った動機が分ければ3つ

1.就活時に既に入社している仲のいい先輩から生の声を聞くことができていたから

2.授業で学んだ「金融論」がなんとなく面白くて、金融のゼミにそのまま入ってしまったから

3.地元に支店があり、異動は余程ないとのことだったから

就活自体早く終わりたかったので、計5回の面接が5月頭には終わるという利点も重なり、益々「ここでええわ」という気持ちだった。

なんてアホなんだろうと今は思うが、
本命の内定を取った段階で、企業に断りを入れる際の堅苦しいメールやら電話での釈明を省くために、わざと落ちに行った企業もある。

面接の時にわざと勝手に椅子に座ったり、他業種の会社の面接で堂々と「金融関係に入るつもりです」なんて言ったりして。

今の俺からしたら「やるならやるでもっと上手いことできんだろ。」って、ね。
当時振り返って、確実に自分に酔ってますね。
今もその節あるから気をつけないととは思っているとこですが。



とまあこんな感じで、証券会社に入った訳で。
学生時代はちゃんと考えてる事も全然考えてなかった事もあったりして。
悩み相談とか愚痴とかを昔の友人と話すことすら難しい特殊な職業なので、周囲のアドバイスをどう活かしたらいいか難しい側面もあった。

研修期間が2週間あったが、電話マナーや最近流行りのIDECOの話、配属決まってるのに部署巡り、ビール工場見学など、思っていた研修とは違っていて、常にうとうとしていた。

だって投資商品についてやら成績優秀な営業の方からの有難い指導やらを想像してたのに、なんだこれ。しょーもな!って思っていたから。
研修が終わってから、配属先でも最初の2週間はよくわかんねぇ本を1日読んでろって言われるし、イライラが止まらなかった。
敢えて言うが、この時読んだ本は読ませた人の意図がわからんと今でも思っている。

年次の近い先輩は僕の態度に理解を示しながらも心配をし、ある上司は仕事の姿勢がなってないと難色を示し、喧嘩もして早くも関係が悪くなってしまった。

今、当時の自分に思うことは、順応せよ。

その一言に尽きる。
どーせ大学を卒業するまでに準備もせず遊び呆けてた癖に、会社が何も教えてくれないなどと責任転嫁して不貞腐れてるに過ぎないのだ。
そもそも「研修を宛にしてた」とかそれすら考えてなかっただろって。
研修で手厚く指導してくれる所でも、しっかり寝てたんだろうなぁ。大学の授業もまともに受けてないし。
僕は甘えてるだけだった。

これからは自分で方向性を求め、頼れる人を見つけ、一つ一つの経験を大事にしていかなければ。
学校に慣れ、受け身の姿勢のままでは身につくものも身につかない。
まだ実力のない奴がイキがってても意味がない。

絶賛マイナス思考中で書ける書ける。笑
都度都度、反省ばかりする性分なんです。

まあここから「失敗も成功もない7ヶ月」が始まろうとしていたんです。
一度に書ききれないから、ここまで。
これから、初心を忘れないように一つ一つ書いて残していこうと思います。

というのも最近、自惚れが過ぎてついに行き止まりに差し掛かったところだから。
自分の何が問題なのか、未だに問い続けてる。

文章にすると、ゲロが出るけどすっきりする。

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