新規、初めてSexyZoneのライブに行く
SexyZoneに入信して約1年半、ついにSexyZoneのライブに行くことができた。
実際に会えたこと、これまで応援してきた人たちが生身でいてくれたことは本当に不思議な感覚で。未だにあれが…?あそこに立ってるのが…?SexyZone?え?え?てことは今日はどこのテレビも収録してないしどこの雑誌も撮影してないってこと?あそこにいる人がKTTとかMyojoとかに出てくる人?みたいな至極当然のことにすら疑問が湧いてくるくらい今までの彼らは【画面の中の人】だったから。
そんな彼らが創ってくれた約2時間、とても尊い時間だった。
私は仕事で空間と時間を演出する側だったから、はじめてのライブは彼らの【作品】を見せてもらった感覚になっている。あぁ、凄いなあ。これは今のSexyZoneが創る最高傑作を見せてもらってるんだなあ。そう実感したのはステージに立っている4人の奥に無数のペンライトの海が広がっていて、上からはまばゆい光と演出が降り注いでいる、その引きの絵を見た時だったと思う。なんて美しい光景なんだろうかと思った。それと同時に、こんなにも美しい瞬間を今まで奪われていたのかと絶望もした。
演出とは、空間を彩ったり音楽や照明を操ったりしてその場の雰囲気を変え、人の心をも操るものだ。彼らはその塩梅が最高に上手だった(何様)泣かせるところはあの場所とあの工夫が1番効果的だったし、笑わせてくれるシーンはとことんいつもの彼らだった。歓声NGという制約の中、いかに通常のライブに近い空気感を作れるかというところでおそらく曲と曲の間の時間までもが配慮されていた。そして、なによりも大きなことは、最後まで【5人】のライブだった。(マリちゃん担でまだ参加していない人は本当に気をつけたほうがいい。確実にバスタオルじゃ足りない。)
彼らのファンじゃない人でも、見てほしいと思った。彼らの音楽と彼らが作り出すあの【空間】と【時間】は芸術作品だ。
彼らが歌詞に乗せて届けようとしてくれる気持ちを、私からもどうやったら返せるのだろうかと思った。今は拍手と笑顔でしか返せないけれど、いつか心からの歓声を返せるようになる日まで、今日という大切な記憶を行火のように抱いて乗り越えようと思う。
SexyZoneが、楽しそうだった。本当に楽しそうだった。そして周りのセクラバも本当に幸せそうだった。私も心から幸せだった。
エンタメはこの世の必需品なのである。Show must go on.
2021.5.2
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