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個人的な災害

時々、子どもの突発的な大きな声がどうしようもなくだめな時がある。

本当は「可愛いね、元気だね」って笑顔で見守る大人でありたいけれど。そういう時は決まって続くそのお母さんの怒鳴り声。どうしようもなく胸が苦しくなってしまう。


可愛いと思ってあげられなくてごめんね、って。逃げるようにカフェを出た。君より耳を塞いで泣き出したいのは、大の大人の私の方。

でも多分、世の中には雷がどうしようもなく苦手な人がいるように、いつもではないにせよそれは私にとっての個人的な災害。


人によってその災害は違うけど。
自分では共感出来なくてもそんな個人災害に遭ってる人が居たら、「怖いよね。逃げていいんだよ」って言ってあげられる人でいたい。


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