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そもそも働くべきか

 60歳で定年を迎えて、最初の選択は「働き続けるか、働くことをやめるか」です。
 僕は、現段階では「今の会社は卒業して、違うことで働きたい」と思っています。現在勤めている会社は、報酬は大幅に減りますが、希望すれば65歳まで雇用延長を受けることが出来ます。しかし、正直なところ、定年後もこの会社で働き続けたいと思っていません。
 もう「飽きた」のです。新卒から転職することもなく、ずっとこの会社で働いてきて、正直言って、飽きました。一緒に働く人との関係も良好だし、待遇もまあそんなにべらぼうによいわけではないけれど、いい会社だと思います。しかし、正直言って、飽きました。
 定年はサラリーマンにとってゴールです。日本人男性の平均寿命が
81歳として、60歳でゴールを迎えて、残りの「自由時間」言わば「ボーナスステージ」として人生のご褒美期間は20年しかないのです。それをどう過ごすか。5年間延長すると「自由時間」は15年になってしまいます。夏を15回しか経験できないのです。春を15回しか迎えることが出来ない。秋の風景を15回しか楽しむことが出来ない。それで死んでしまうのです。働いている場合か、と思うのです。

#定年準備

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