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大納会

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
今年の12月29日は、東京証券取引所の『大納会』となります。
大納会、読み方は「だいのうかい」です。

大納会とは、年末の最終取引日をいいます。
通常は、12月30日ですが、当日が土曜日であれば、12月29日に、日曜日の場合は、12月28日が大納会となります。

今年の日経平均ですが、昨年(2022)末の終値が26,094.50でした。本日の寄り付きが33,458.64となっていますので、7,000円以上も高い位置にあります。
まだまだ、取引は午後3時までありますので、今年の終値はまったく予想が出来ませんが、少なくとも昨年末よりは高く終わることは確かだと思います。
 
さて、来年は「辰年」となります。
株式市場には、多くの格言があります。干支にまつわるものも沢山ありますが、一番有名なところをひとつご紹介したいと思います。

「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)は辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」。
 
<辰巳天井>ですが、天井(高値)をつけて、下がり始めるイメージですが、どちらかというと高値が続くという意味に捉えられています。

ちなみに、戦前を含めた過去8回の「辰年」の日経平均株価の年間騰落率は、上昇した年と下落した年の割合は4勝4敗(勝率50.0%)だそうです。

また、勝率ランキングでは十二支の中で10位タイと下位に留まるそうです。

ただ、年間の平均騰落率は+16.9%となり、子年(+39.8%)、卯年(+17.0%、2023年11月30日時点)に次ぐ3位となっています。

仮に、2023年末の日経平均株価を33,000円と仮定して年間16.9%高となれば、2024年末には38,000円台半ばまで上昇する計算になります。

なお、取引所では大納会には必ず「手締め(発声)」を行います。
今年は、東京では「2023WBC日本代表監督」の栗山 英樹 氏を迎えて行う予定だそうです。
東証マネ部

本日の1曲は、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)で「My Heart Will Go On 」です。映画「タイタニック(Titanic)」の主題曲となっています。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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