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啓蟄とサンゴの日

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
2024年3月5日は、「啓蟄」となります。

「啓蟄」は、二十四節気のひとつです。
「啓蟄」のひとつ前の節気は「雨水」となり、ひとつ後は、「春分」となります。

「啓蟄」とは、大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が春の陽気に誘われて穴から出てくる頃と言う事なのですが、「啓蟄」の「啓」には、<ひらく、開放する>の意味があり、「蟄」には「<虫が土の中に隠れる、閉じこもる>」の意味があり、よって土の中の虫が穴から出てくると言う意味になるそうです。
 
さて、「啓蟄」は毎年、決まった日ではありません。先ほどの「雨水」と「春分」の中間となりますが、現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月5日頃になるそうです。
ちなみに、直近では、2018年と2019年、そして昨年(2023年)の「啓蟄」は、3月6日でした。
 
そしてもうひとつ、3月5日は「サンゴの日」です。
1996年にNGO世界自然保護基金(WWF)によって制定されています。

もうこれは、「さん(3)ご(5)」と読む語呂合わせ以外にないと思いますが、珊瑚(コーラル)が3月の誕生石でもあるからだと言う事です。

その目的は、サンゴの保全活動の啓蒙、サンゴへの配慮を前提とした商品開発の紹介、さらにイベントを通じた広報PRとなります。

ちなみに、記念日を制定した年から沖縄県石垣島・白保にサンゴ礁の保護研究センターを建設する運動を展開し、2000年にサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」が設立されているそうです。
白保の海は、世界最大級といわれるアオサンゴの大群落を擁し、世界的にも貴重な自然が残る場所であり、同センターではその調査と保全活動を行っているそうです。
 
本日の1曲は、ザ・キングトーンズの「グッドナイト・ベイビー」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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