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そして誰もいなくなった


いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
『そして誰もいなくなった』は、アガサ・クリスティの長編推理小説のタイトルです。この作品について、何かお伝えしようとは思っていません。
もちろん、中学生の頃には読んだ記憶がありますが、そもそも推理小説を好きになったのは小学生の頃にプレゼントされた江戸川乱歩の「怪人二十面相」でした。
「怪人二十面相」は、少年探偵団シリーズなのですが、とても面白く読んだ記憶があります。ただ、江戸川乱歩の作品には、「人間椅子」や「芋虫」などもあります。
ちなみに江戸川乱歩以外では、横溝正史、赤川次郎などの作品も読みました。ただ、西村京太郎、内田康夫、山村美紗といった、旅情系といっていいのか分かりませんが、そういう感じは少し苦手でした。
また、松本清張の作品については、これまた内容が社会的というか、大人過ぎて苦手でしたね笑。

アガサのこの作品は、代表作に挙げられることが多いですね。ちなみに内容は言えませんが、よく言われるのは「絶海の孤島を舞台としたクローズド・サークルの代表作」とも言われています。また、映画化、舞台化などもされています。
いまも、多くの推理小説を読ませていただくのですが、最近は綾辻行人の「館」シリーズ、有栖川有栖、伊坂幸太郎、雫井脩介などが好きな作家ですね。

さて、ずいぶん前に勤めていた企業の事なんですが、当初は立ち上げたばかりで業績も思わしくなく、そもそも金融業として必要なシステムなども整備されていない様な状態でした。当初の苦戦も、開業から2年ほどで業績が上向き、黒字化が定着してきました。
その際に、オーナーから「あなた方のボーナスは、本来はワタシのおカネを仕方なく分けている」との発言がありました。
さらに、腰ぎんちゃくの様に仕えていた方からも、事あるごとに「オーナーのマネー」発言が続き、終いには当局の検査においても、検査忌避を疑われるほどにオーナーおよび資金への関与を排除することを求められる状態となり、その時点でワタシも辞めてしまいました。
その後も、セールス部門、バックオフィス部門と退職が続き、腰ぎんちゃくの男性は亡くなり、気が付けばオーナーとファミリーだけになってしまいました。
まさに、「そして誰もいなくなった」だと感じましたが。
もちろんいまも企業としては健在ですし、その後にも多くの方が入社され、事業を継続されていますが、当初のメンバーは誰も残っていません。

本日の1曲は、「イージー・ラヴァー」(Easy Lover)です。1984年にフィリップ・ベイリーとフィル・コリンズのデュエットにより発表された楽曲です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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