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航空機で代替

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
3月22日付の日本経済新聞の見出しに「ANA、航空貨物料金10分の1 トラック並みで需要代替」とありました。

記事の内容は、『ANAホールディングス(HD)は4月から国内の航空貨物料金を昼間限定で最大10分の1に引き下げる。東京と北海道・福岡県などを結ぶ路線が対象で、定期旅客便の貨物スペースを使う。料金はトラック輸送と同水準になる。トラック運転手に時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」を迎え、長距離輸送の選択肢が増える。」と言う事の様です。

具体的には、4月1日から羽田空港発着の新千歳線、福岡線、伊丹線に新料金プランを導入。
午前10時から午後5時までに出発する便が対象で、農水産業から、製造業まで幅広い需要を見込み、ネットを通じて企業・団体だけでなく、個人からも申し込みを受け付け、航空貨物で時間帯料金を導入するのは国内で初めてとの事です。

なお、羽田―福岡間の場合、片道料金は最大1トン積めるコンテナ1台につき2万円に設定するそうです。現行料金は1トンで約20万円かかるところを空港まで貨物を運ぶコストや、空港から届け先までの輸送コストを加えても「トラック輸送並みの料金水準にした」(ANA)という事の様です。

宅配など多くの物流会社は、発送手続きや集荷、仕分けを日中にすませて、夜間や早朝の航空貨物便を使うことが一般的となっており、航空会社は日中の貨物スペースに空きが生じており、国内の航空貨物の大半を定期旅客便の貨物スペースを使って運ぶ事で効率化が図れるとの事です。

4月からトラック運転手の時間外労働に上限規制が適用され、トラック運転手が不足すると言われています。

その対応策としても期待されているようです。
 
本日の1曲は、サザンオールスターズの「東京VICTORY」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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