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3月の新規投信、当初設定額が844億円に増加

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
今日のタイトルは、4月3日付の日本経済新聞からの引用となります。

記事の内容は、「3月に新たに設定された国内公募投資信託は、当初設定額の合計が844億円となり、前月の157億円から増加し、設定本数も前月より3本増えて26本。」となったとの事です。
 
記事の中では、当初設定額が100億円を超えたファンドは3本あり、最も金額が多かったのは、アムンディ・ジャパンの「インド小型厳選株式ファンド」の215億円。

これは1月にT&Dアセットマネジメントが新規設定した単位型の「野村ホールディングス社債/システマティック・グローバル・マクロ戦略ファンド2401<愛称:八重重ね(やえがさね)>」の351億円に次ぐ、今年2番目の大きさで、高成長が期待されるインドの小型株式に投資するファンドとなっています。

さらに、2位はSBI岡三アセットマネジメントの「日本好配当リバランスオープンⅡ」の155億円。
3位はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの「GSグローバル社債ターゲット2024-03(限定追加型)<愛称:ワンロード2024-03>」で119億円となっています。
 
ちなみに、<新たに設定された国内公募投資信託>とは、運用会社が、新たに有価証券届出書を提出し、銀行や証券などの販売会社を通じて投資者に購入いただくと言う事になります。

また、<当初設定額>とは、当初募集期間(2週間程度)に販売会社が購入額面1万円で投資者から集めた金額の合計となります。
 
なお、当初募集期間が終わると運用会社が、その金額をもって運用を始めます。
 
さらに、その投資信託が継続して投資者からの資金を集める場合は、追加募集期間という場合があります。

他にも、当初募集期間終了後に一定期間のみ追加募集を行い、その後は募集を停止する限定追加型というものもあります。

限定追加型の場合、追加の募集を停止することで、日々の資金流入(追加設定といいます)や、資金流出(解約といいます)が抑えられ、安定した運用が出来るとのメリットがあると言われているそうです。
ただ、逆に資金流入がありませんので、資金流出が続けば、預かり資産が減少し、運用の自由度が減少したり、投資者が負担する運用コスト割合が増加するなどのデメリットもあると言われています。
 
今年から新しいNISA制度が始まっています。
投資にあたっては、それぞれのライフスタイルに合わせて投資して頂ければと思います。

本日の1曲は、プリンセス プリンセスの「19 GROWING UP」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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