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値上げと税金と未来

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
最近は少し報道も少なくなってきたように思いますが、世界的なインフレーションによる物価上昇の影響は、まだまだ世界経済を不安定にしています。

日本でも、物価上昇は続いていますが、世論というか、マスコミというか、ガソリン価格、電気料金などの上昇を伝える夕方の報道番組では、<エアコン温度を少しあげて節約する家族>、<少しでも安いガソリンスタンドに並ぶ車列>、<お得なクーポンを利用して外食する>などが、「生活が前より苦しくなった」と答えるインタビューと共に流されます。
さらに、値段据え置きで頑張る町の中華料理店、野菜などの小売店などの声が映し出され、「お客様の笑顔がみたいから」と言って、ひたすら我慢する店主を報道することが多いように思えます。

少し前の報道では、「ガソリン価格の政府による負担軽減措置が切れる10月から大幅な上昇となるので生活は厳しくなる」との報道もされていました。
お陰様で、政府は引き続き、燃料高騰の補助を継続することになりました。ガソリン価格を始めとして、電気料金、ガス料金などにも補助を継続されるとのことです。

ちなみに、国際的な会議などでは地球温暖化なども議題になりますし、温暖化防止といえばCOPという国際会議もあります。
このあたりの事も、しっかりと報道してくれているのですが、なんか妙ですよね?
地球温暖化防止には、化石燃料の使用を減らす事が必要とされているのに、そのためのクリーンエネルギー政策の様な気もしますが、ガソリン代の補助をするし、一方で電気自動車購入にも補助金を出すという。
さらに、ことさら煽るのが国の財政について、いわゆる政府の債務が1270兆円超となっていて、財政再建が急務的な報道をしつつも、国民の生活が苦しいので燃料費の補助をすべきという報道も。。。

地球温暖化防止が必須と思っているなら、ガソリン価格への補助ではなく、電気自動車への補助拡充がベターな気がします。そのうえで電気自動車産業も更なるイノベーションで、価格引き下げの努力をすることなのかなぁと思います。
これは、電気などのエネルギーも同じで、化石燃料ではない再生エネルギー産業のイノベーションへの補助なんだと思いますがねぇ。
ちなみに太陽光パネルって将来的には、廃棄物となる様な気がして、個人的には、あまり好きではないのですが、関係している方には申し訳ございません。
何はともあれ、補助金っていま恩恵を受けている方も、受けていない方も含め、皆さんの税金から、悪く言えば国債などから支払わていますので、最終的には国民へのツケってことですからねぇ。

あくまで個人的な感想です。申し訳ございません。
 
本日の1曲は、「Against The Wind」です。ボブ・シーガー(Bob Seger)の曲です。
これ、めっちゃカッコイイです。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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