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物語の作り方

5月のある週末、母と映画見てランチして、さてウィンドウショッピングでもするか…って外に出て人混みを見た瞬間、「いまほしいもの何もないしどこにも行きたくないな…」って思って、急に別れて帰ることにした日があった。相手が母でよかった。友達とかだったら気を遣ってしばらく外にいたと思う。
その日は夕方にはベッドに入って翌朝まで寝たら体力は回復したけど、やっぱり何もする気が起きず、頭の中を延々とブログに書き出してリフレッシュした。非常にいい休日だった。頭の洗濯が大事。睡眠で除去できるゴミと、言葉にして吐き出すゴミがあると思う。

Twitterで文字を書くときは、ガーッと書いて140字に収めることがよくある。どっちかと言うと収める方の作業に時間を割いていたので、ブログやnoteだと字数気にせずに書けてラクでありがたい。ちゃんと見直して整えたら時間かかると思うけど。
そういえば昔、読み専だった時代に邦楽ジャンルの好きな同人作家さんと相互になり、そこから交流が始まり、遊んでもらったり家に呼んだりする仲になったのだけど、しばらくしたあと「同じ界隈の方だ〜って思ってツイート見に行ったら、字数ギリギリまで書いてるツイートばかりで…オタクってたいてい推しの一挙手一投足に対して呻き声みたいな呟きばかりなのに、この人Twitterの使い方おかしくない?って思って怖かった…」って言われて「なるほど…」となったことがあった。やはり使い方を間違っていたらしい。



ところで「シナリオ・センター式 物語のつくり方」読み終えた。

マンガ描いてるけど、他に表現方法がないという、極めて消極的な理由で描いているので、それならもうちょっと話の方を面白く伝えられないものかね…と思いまして…。

絵を描くのは好きだとは思う。思うが、絵師のひとたちが推しを見て「お絵描きしたい!」っていうほどの熱い気持ちがない。そう言ってる方を見ると「いいなぁ〜〜」ってなる。羨ましい。
絵を描くよりも字をダラダラ書くほうが向いてるし、本当は二次創作を始めるときに字書きになりたくて、SSを書いてみたんだけど、だめですね、3,000字2本書いただけで見切りつけてしまった。
マンガはねぇ、文字と絵のいいとこどりのハイブリッドだからいいんですよね。どちらも中途半端でもやれなくはないっていうのがありがたいです。こんなこと言ったら怒られるかもですが、私はそれぐらいの気楽さでやってます…。
まぁいちばん好きなのは喋ることで、これは大勢の前だろうが、初対面だろうが気にせず話せるタイプなので、もしかしたら推しの話する噺家になるのがいちばんいいのかもしれない。まだその道はその道でいつか探るとして。

話がだいぶ逸れたが、いちおう(期待できない絵の上達よりは)「話」を作ることに重点を置いているので、「思いどおりに話を作りたい…願わくば速やかに…」という欲求を叶えてくれればと思っていたんだが、読んでるうちに「これ今期の課題設定の前に読みたかったよ…」って仕事のことを考える羽目になってしまった。
だってさ…起承転結を考えて、課題設定のときは目標である「結」の部分だけ出せばいいわけじゃん…それで期末までに起承転結に沿って課題進めればいいんでしょ…?もちろん定量目標は設定どおりに進むわけはないんだけど、期末に振り返ったときに、とりあえず定性的な話はこの起承転結作ってこのとおりに進めばできちゃうじゃん…?このとおりに進まないことが起こったときにどう対処したか、そのオリジナリティと成果を起承転結の承や転で表現すればいいんだろ…?
今まで上司たちから課題設定の書き方いろいろ言われたり、「仕事もストーリーテリングの力が大事!」みたいな本読んだりしたけど、なーーーんもわからんかった。こうやって説明してくれたらよかったじゃん…。もしかしてサラリーマン作家はこれを知ってたの?

というわけで、肝心の二次創作に活かせるかどうかはわかんないけど、間違いなく仕事には活かせそうです。活かします。恐らく2Qからは自分の仕事の進捗具合も俯瞰できるのではないでしょうか。

えーん、仕事じゃなくて二次創作を頑張りたいのに!!

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