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2021年 Amazon手数料(FBA/マルチチャネル)の変更 まとめ

楽天、Amazon、Yahooショッピングでネットショップを運営して5年目のネットショップ店長です。 日々の運営のなかで気づいたことや考えたことを自分用のメモを兼ねて残していきます。

先日、Amazon手数料の変更のお知らせがありました。FBAで販売した時の手数料(2021年6月16日から)と、マルチチャネルで発送した時の手数料(2021年8月30日から)で変更が予定されているようです。

変更内容の主要なポイントをまとめてみました。
※主要な変更点のみ。詳細については、セラーセントラルのヘルプ:2021年フルフィルメント by Amazonの手数料改定の概要(Amazon.co.jp)、でご確認ください。

●FBA配送代行手数料 料金変更:2021年6月16日から


主に標準サイズで手数料の値上げがあるようです。なかでも標準サイズの区分3と4は結構な値上げですね。。

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●マルチチャネルの料金変更:2021年8月30日から


かなり大きな変更があるようです。
・1出荷に複数商品が含まれる場合、1商品あたりの料金が割安になる
・お急ぎ便と日時指定は今まで同じ料金だったが、今後は別料金に分かれる(お急ぎ便がより割高に・・)

上記のFBA配送代行手数料の変更と同じく、標準サイズの区分3と4の値上げ幅が大きいです。。

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●メモ


1,標準サイズ3(80cm未満、5kg未満)、4(100cm未満、9kg未満)の商品を多く扱う場合は、対応(RSLなどAmazon以外の物流に変更するなど)を検討したほうが良さそう

2,1つの注文に複数個の商品が含まれている場合、マルチチャネルの費用が割安になるので、まとめ買いを促すような施策をしたほうが良さそう

3,マルチチャネルの料金変更のインパクトかなり大きい。特に当店は基本的にお急ぎ便で送っているので、かなりのコストアップになってしまう。。お急ぎ便の廃止(通常配送で送る←どれくらい到着にかかる日数が変わるか要確認)、ポイント倍率やクーポンの見直し(コストアップを吸収するため)などを検討する必要がある。

4,現状としては楽天スーパーロジの方がかなり割安になった。とはいえ、圧倒的にスケールメリットがあるAmazonでさえ、このような値上げに踏み切っているので、それよりスケールメリットが効かない(≒高コスト体質)RSLも値上げをせざるを得ず、いずれは料金差は縮まるように思われる。

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