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スタートアップ企業が経理・総務をアウトソースする3つのメリット|株式会社TORIHADA様の導入事例

「バックオフィスの採用にまで手が回らず、経営者自身が振込業務をやっている」
「会計システムを導入し効率化したいが、手が付けられない」
「大事な資金繰りをスポット人材には任せられない」

これらは、スタートアップ企業の経営者の方からよく聞く経理・総務上の課題です。私たちSeven Rich Accounting(以下、SRA)は、そんなスタートアップ企業のバックオフィス強化のため「経理・総務アウトソーシング」を提供しています。

具体的には、以下のような業務の全て、または一部を請け負うことで、経営層の負荷を軽減するサポートをしています。

経理業務の設計:会計システムの導入支援や、体制の構築、スケジュール作成など
請求書の作成、入金管理:請求書の作成・発行・送付、入金の消込業務
振込業務、出金管理:仕入・外注費等の支払い・支払消込業務
資金繰り表の作成:事業計画に基づいた予算作成、入出金実績の集計と予実比較

今回のnoteでは、2018年5月からSRAの「経理・総務アウトソーシング」をご利用いただいている株式会社TORIHADA様に、サービス導入のメリットについて語っていただきました。

株式会社TORIHADA
2017年10月設立/従業員数70名(2022年2月末時点)。「鳥肌が立つ感動をつくる」をビジョンに掲げ、インフルエンサーマーケティング事業、インフルエンサーマネジメント事業を展開。2019年「ベストベンチャー100」選出。
<SRAにアウトソースしている主な業務>
●入出金対応
●B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)の作成
●決算業務

導入事例インタビュー:株式会社TORIHADA様

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右:上田広宣(うえだ ひろのぶ)様
株式会社TORIHADA 取締役CFO。東京大学大学院経済学研究科 卒業。三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資銀行本部フィナンシャル・インスティテューションズ・グループにて、国内外M&Aや株式・債券の資金調達等の業務に従事。2020年11月より現職。

左:横田 貴治(よこた たかはる)
Seven Rich Accountingシニアアソシエイト。2015年4月入社。会計・税務に加え、融資支援業務、経理アウトソース、労務、登記など様々な業務に従事。株式会社TORIHADA様、創業時より会計税務などをサポートする。

ノウハウを得られ、ミス防止につながる

——TORIHADA様は、以前より弊社に会計業務をお任せいただいていますが、加えて「経理・総務アウトソーシング」のご利用に至った背景を教えてください。

上田様(以下、敬称略):私がCFOとしてTORIHADAにジョインしたのは約1年前なので、当社での本サービスの利用開始はそれ以前の話ですが、設立当初はバックオフィスに割く人員不足で、弊社代表自らが振込業務を兼任していたそうです。また、私がジョインしたタイミングにおいても、社内にはコーポレート業務やファイナンス業務に長けた人間がいなかったので、知識不足ゆえの抜け漏れや体制の不備などが山積していて…。そこを整理するところからが私の業務スタートでした。

横田:振込業務は「信頼できる社員にしか任せられない」と、ご自身で対応されている経営者様も多くいらっしゃいますが、まさにその状況だったんですね。

上田:はい……。ですが、従業員70名分の給与振込を含めると、毎月150件程度の振込業務が発生するので、このままの状態が続くとミス発生は必至だと感じ、「経理・総務アウトソーシング」を利用することにしたようです。現在は、まとめていただいたデータを確認するだけで入出金の管理ができ、とても助かっています。

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上田:また、会計事務所であるSRAさんに振込業務対応をいただくことで、振込状況の管理や試算表への反映などがワンストップで完結するので、とても効率的だと感じています。

横田:おっしゃる通り、帳簿への反映までを想定して業務設計ができるので、バックオフィス業務の効率化が図れました。社内の体制をすべて把握していない第三者だからこそ、いい意味で、先入観にとらわれることなく業務設計・管理業務を進められるのだと思います。

上田:さらに、B/S・P/Lの作成をアウトソースしたことで資金使途が可視化され、無駄な出費と必要な出資の判断がしやすくなりました。私一人でB/S・P/Lをスクラッチから作っていたら、業績や資金繰りを俯瞰してコントロールするところにまで手が回らなかったでしょうね。

横田:代表やCFOが本業に専念できるようサポートすることが私たちの存在意義です。

業務内製化に向けて効率よくステップを踏める

上田:弊社は上場を目指しているので、最終的には経理業務を内製化していく予定ですが、現時点では社内の体制が整っていません。まず、内製化に向けて、あと3〜5名の採用が不可欠なのですが、戦力となる優秀な人材の採用は、どの企業にとっても課題だと思います。我々のようなスタートアップの場合は、さらに難易度が高くなることが想定されます。

さらに採用後、効率よく業務を回していくための体制構築や運用フロー改善にも、かなりのリソースを割くことになりますから、今は「経理・総務アウトソーシング」を活用した方が効率的だと感じています。

横田:SRAとしても、適切なタイミングでの業務内製化を見越して、業務フローを設計しています。

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横田:ただ、ベンチャー企業は人材の流動性が高いので、人事が安定するまでは業務を外部委託しておくことで、離職時の引継ぎリスクの軽減につながると思います。つまり、今は「今後ジョインしてくる人材を生かすための土台作りの時期」とも言えるのではないでしょうか?

上田:そういうことですね。いざ内製化するタイミングで「整理された業務フロー」をSRAさんから引き継いでもらえることは、我々にとって大きなメリットだと思います。

横田:SRAには、クライアントの上場をご支援した実績があるので、御社が上場をめざす上で、整理するべき事項のアドバイスも可能です。「経理・総務アウトソーシング」をご利用いただいているため、経理の内部設計にまで踏み込むことができ、より具体的なサポートを提供できると思います。

上田:ありがとうございます。ぜひ、よろしくお願いします。

アウトソースすることが信頼獲得につながる

上田:別の視点からもう一つ。信頼できる専門家にアウトソースしてB/S・P/Lや決算書を作成している事実自体に価値があるなと実感しています。つまり、未熟な組織が手作りしたデータよりも、第三者が客観的な視点で作ったデータを介することで、金融機関や投資家とのコミュニケーションが円滑になる、ということです。

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自前のデータを見せる際、どんな体制でどんなふうに作成しているのかまで説明を求められることがありますが、アウトソースしている場合はその手間が省けることがあるのです。

横田:そう言っていただけて、とても嬉しいです。その信頼に応えられるよう、これからもより一層、業務に邁進します。SRAでは、融資の支援も積極的に行っていますので、対外的な部分も意識しながらの業務サポートも可能です。ぜひ、いろいろな角度から気軽にご相談ください。

「経理・総務アウトソーシング」でバックオフィス強化を

経理・総務の業務は、企業の信頼に直結する重要な業務ですが、「今すぐにリソースを割けない」「社内にノウハウがない」という企業も多いのではないでしょうか?そんな時は、SRAの「経理・総務アウトソーシング」で効率よくバックオフィス業務のコスト削減を図りませんか?

まずは無料個別相談で課題をヒアリングさせていただき、1社1社に最適なアウトソーシングの業務体制をご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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