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ライブで「心の栄養」を補給した話

先日、アンジュルムの武道館のライブに行ってきた。私の大好きな大好きなハロー・プロジェクトの推しグループである。
(※ワクチン接種を行い、体調管理を行なった上で参加しています)
ハロープロジェクトは去年から感染防止対策を徹底した上で、有観客ライブをやり続けてきた。しかしグループの単独公演は1年ぶりだった。久しぶりゆえ、単独公演に始まる前からワクワクしていた。

改めてライブに行って「ライブが好きだ」と再認識した。
まず、「再現性がないところ」が好きだ。セトリは同じでも、その時その場所のみで見られるパフォーマンスがある。「その瞬間はもう、戻ってこない」という儚さがとても愛おしい。映像に記録されても、カメラに写ってない私だけが見えていた景色がある。メンバーのあの表情、音楽の振動感、など。それは客席から見ていたものの特権だ。昨日は、佐々木莉佳子さんどこを切っても絵になるような、場位置の移動姿に圧倒されていた。

次に、オタクの一体感が好きなのだ。みんなで一緒になってアンジュルムに愛を伝えているような感じがするあの感覚。自分がその一員となって場を作れていることが嬉しくてたまらないのだ。
昨日は開演直前のアナウンスとともに、三拍子の手拍子が会場から起こった。その日、卒業するメンバーの名前「笠原桃奈さん」の名前を意識したであろう「も・も・な!」という手拍子だった。瞬く間に、武道館全体に広がり、私も夢中で手を叩いた。
また、卒業メンバーを送り出す曲で竹内朱莉さんが感極まって歌えなくなった場面があった。その時、竹内さんを応援するかのように、会場全体から手拍子が起こった。思わず、私も手をパンパンとしていた。
こんなご時世だからこそ、手拍子のコミュニケーションが生まれていることに胸が熱くなった。

この一年半、中止されたライブがいくつもある。
そんな中で、無事に武道館でライブができたことには感謝しかない。
私にとって、ライブは心の栄養となる場所だと改めて実感した。

オタクの一体感や、推しのパフォーマンスを見ていると、「この瞬間生きていてよかった」という気持ちになる。その感覚が私を生き生きとさせているのだと思う。
正直、次はライブにいつ行くことができるかわからない。そもそも、いつ実施されるのかもわからない。まだ春ツアーの予定は何も出ていない。

早く、この幸せな空間が、日常に近づいてほしい願うばかりである。
昨日も、感染症対策の関係で座席の数を制限していた。おそらく行きたかったけど、なくなく落選し、会場で見れなかった人もいることだろう。
その人たちのことを思うと胸が痛くなる。

「無事に開催させていただき…」メンバーからのこの言葉を聞くたびに、どうかどうか次があるようにと願うばかりである。
その日に向けて 、自分の日常を淡々と頑張っていきたいと思う。

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