【妊娠の記録⑧】家族への説明

前回の記事はこちら。

前回は、お医者さんに現状、今わかることを伝えられたところまで書いた。その続きから、思い出し、書いていこうと思う。

2024.2.26

病院からの帰り道。
夫と、家族へはどうやって説明しようかという話になった。
まずうちの実家の両親。両親は、医者なので(母は小児科、父は内科)お医者さんからもらった説明書を渡して説明すれば、理解できるだろうと思った。
しかし、義理の両親は。特に、義母は心配症である。取り乱してしまうと心配なので、うまく夫から説明してもらうことにした。

義母と夫に子どもたちを見てもらい、実家へ向かった。その前に、義母へは夫から伝えてもらった。私たちは、お医者さんの説明を聞いて、確かに心配はしているのだが、生きることができる、そう思ったので、安心もしていた。でも、義母はやはり心配で心配で仕方なかったので、うちの実家にきてもらって、医者であるうちの両親に、わからないことを聞いてもらうということになった。

前回記事に書いた説明を、実家ですると、実家の両親は、

よくわかった。

と言っていた。そして、父は

心配は心配だけど、なるようにしかならないからね。

と話していた。母も

お医者さんとお腹の子どもの生きる力を信じよう。たくさん祈るから。

と言ってくれた。うちの両親に聞きたいことを聞けた義母も、落ち着いて帰宅することができた。

母は、

今は、数百グラムの赤ちゃんでも生きることができるからね。今の医療は、どんどん進んでいるよね。

と話していた。
この時、200gくらいだった七奈ちゃんもとりあえず、500g超えたらなんとかなるのかな?なんて、このときは結構安易に考えていた気がする。

それと、子どもたちにはどう伝えようか、夫と話し合った。この時点では、難しいことは、子どもたちにはきっとよくわからない。でも、助産院で産まれてきた子どもたちなので、今度も助産院で立ち会うことを希望していた。でも、それはもう叶わない。そのことだけは伝えておこう!ということになった。


後日、子どもたちに

お腹の赤ちゃん、心臓が普通と違うことがわかったんだ。だから、それを治すために、子ども病院で産むことになったよ。だから、産まれてくるところは見られなくなっちゃったんだ。


このようなことを伝えた。
長女は、立ち会いをすごく楽しみにしていた。(3人の1番上だが、タイミング悪く、弟たちが産まれた瞬間に立ち会えていない)そのため、泣いてしまった。


でも、赤ちゃん頑張ってるからね。一生懸命産まれてくるからね。応援しようね。


そう声をかけた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?